世界一のメートル・ドテルだけが知っている、好感を持たれる60のコツ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838725304
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「メートル・ドテル」という職業をご存知ですか? 著者は2012年11月、「世界一のメートル・ドテル」となった宮崎辰さん。「あの人にまた会いたい」と思わせるプロフェッショナルである宮崎さんが、どんな人にも好感を持ってもらえる秘訣を伝授します。

メートル・ドテルは、日本では給仕長と訳されることが多く、その仕事はまだあまり知られていませんが、フランスではシェフと同格と言われる存在です。サービスの責任者であるとともに、レストランという空間すべての演出家であり、お客様がいかにその場を楽しめるかのカギは、メートル・ドテルが握っているのです。
知識や技術だけでなく、的確な判断力や高いコミュニケーション能力が要求されるのに加え、瞬時に人に好感を持ってもらわなくてはならない、人に幸せを感じてもらわなくてはならない…メートル・ドテルは高度なスキルが必要な総合的な職業です。
著者の宮崎辰さんは、2012年11月、サービスの技量の世界一を決める「クープ・ジョルジュ・バティスト」サーヴィス世界コンクール東京大会にて優勝し、日本人で初の「世界一のメートル・ドテル」となりました。
本書では具体的なエピソードを交えつつ、世界一のメートル・ドテルだからこそ知っている「人に好感を持たれるためのコツ」をわかりやすくまとめました。どんな人でも日々、誰かと出会い、関係を築いていきます。仕事で、プライベートで、様々なシーンで接点を持つ人に好感を持ってもらえたら、毎日がより輝きだすことでしょう。レストランやサービス関係者のみならず、すべての人たちにとって役に立つ一冊です。

目次

序章 なぜメートル・ドテルなのか?  

第1章 初対面の相手に好感を持ってもらうための準備 
1「また会いたい」と思う人は「最後の印象」がいい人
2「悪い印象」を「よい印象」に戻すのは難しい
3 思いつきで好感は持ってもらえない
4 お出迎えの準備は相手に会う前から行う
5 人物像の予測を立ててから会う
6 本当の心は表情に表われる
7 相手にふさわしい対応をする
8 対応パターンは数個用意しておく
9 相手のホンネ(したいこと)を探る
10 相手のホンネを再確認するポイントを設ける

第2章 好感度が必ずあがる表情や挨拶の仕方 
11 初対面の挨拶は定石に沿って
12 挨拶では自分を演出する必要はない
13 相手の表情に自分の表情を合わせる
14 笑顔にトレーニングは必要ない
15 心のこもっていない挨拶はしない
16 どんな人でも対応を変えない
17 相手の目を見過ぎない
18 視線にメリハリをつける
19 身だしなみは清潔さを心がける
20 第一印象はシンプルで決める

第3章 相手に好印象を持たれるための会話術 
21 形だけの常套句は使わない
22 相手の興味はあらゆる会話の糸口になる
23 相手の信頼を生み出す「話題のツボ」を探せ
24 相手の持ち物から話題を広げる
25 信頼関係を生む話題のネタは連想ゲームで探す
26 相手に教えてもらう
27「ところで」と「さて」は使わない
28 聞き手になりすぎない
29 結論をいつ話すか
30 ジェスチャーを交えて豊かに表現する

第4章 相手を心地よくするワンランク上の気遣い 
31 相手の邪魔はしない
32 相手の視線を変える
33 相手との距離を保つ
34 気配を消す
35 相手を不安にさせない
36 常に気にかけていることを相手に伝える
37 余裕のある立ち居振る舞いをする
38 相手に決定権を委ねる
39 相手に合わせて話をすれば、安心してくれる
40 ちょっとした気遣いを忘れない

第5章 相手の心に印象づける自分演出の方法 
41 相手の心に印象づける演出をする
42 自分の武器を意識する
43 ギャップのある人間になる
44 謎解きをしてもらう
45 褒め上手な人になる
46 褒めるタイミングを見極める
47 褒めるのは相手の価値観
48 自分の価値観を交えて具体的に褒める
49 切り返しのよさも演出のひとつ
50 最後に自分を印象づける

第6章 また会いたいと思わせるちょっとした心がけ 
51 単調な毎日に自分なりの面白さを見つける
52 集中力と笑顔の取り戻し方
53 平常心を心がける
54 自分の意見を持つ
55 自分が対応してもらいたいように相手に接する
56 ファンは自分のおもてなしの心のバロメーター
57 狭い自分の世界に固執しない
58 自分にとって何が大事なのかを決める
59 他人を常に楽しませようという気持ちを持つ
60 大きな目標を持つ

【著者紹介】
宮崎 辰(みやざき しん)
シャトーレストラン ジョエル・ロブション  プルミエ メートル ドテル

1976年12月11日 東京 国分寺市生まれ。高校卒業後、辻調理師専門学校に入学。国分寺「シェ ジョルジュ・マルソー」、芝「クレッセント」、六本木「グランドハイアット東京」、銀座「オストラル」、青山「ピエール・ガニェール東京」を経て、2010年9月「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」に入社。2010年11月「第14回 メートルドセルヴィス杯」優勝。2012年11月「クープ・ジョエルジュ・パティスト サーヴィス世界コンクール東京大会」で優勝し、世界一のメートル・ドテルとなる。

内容説明

あの三ツ星レストラン「ジョエル・ロブション」で客の心をつかんで離さないサービスのプロの極意とは。

目次

第1章 初対面の相手に好感を持ってもらうための準備(「また会いたい」と思う人は「最後の印象」がいい人;「悪い印象」を「よい印象」に戻すのは難しい ほか)
第2章 好感度が必ず上がる表情や挨拶の仕方(初対面の挨拶は定石に沿って;挨拶では自分を演出する必要はない ほか)
第3章 相手に好印象を持たれるための会話術(形だけの常套句は使わない;相手の興味はあらゆる会話の糸口になる ほか)
第4章 相手を心地よくするワンランク上の気遣い(相手の邪魔はしない;相手の視点を変える ほか)
第5章 相手の心に印象づける自分演出の方法(相手の心に印象づける演出をする;自分の武器を意識する ほか)
第6章 「また会いたい」と思わせるちょっとした心がけ(単調な毎日に自分なりの面白さを見つける;集中力と笑顔の取り戻し方 ほか)

著者等紹介

宮崎辰[ミヤザキシン]
シャトーレストランジョエル・ロブションプルミエメートルドテル。1976年12月11日東京国分寺市生まれ。高校卒業後、辻調理師専門学校に入学。国分寺「シェジョルジュ・マルソー」、芝「クレッセント」、六本木「グランドハイアット東京」、銀座「オストラル」、青山「ピエール・ガニェール東京」を経て、2010年9月「シャトーレストランジョエル・ロブション」に入社。2010年11月「第14回メートル・ド・セルヴィス杯」優勝。2012年11月「クープ・ジョルジュ・バティストサーヴィス世界コンクール東京大会」で優勝し、世界一のメートル・ドテルとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

烟々羅

19
読みかけの本を忘れたおかげで、書店で今のわたしの仕事(客商売のほう)でもっとも欠けている自覚のあるものに対する改善のヒントを見つけた。繰り返し読みたい一冊。 (注:客商売としての会話に向いた本であり、友人との会話への応用という考えだと効果は半減します2013/04/19

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

4
いわゆるコミュ障というカテゴリーの方が読めばたいへん具体的でタメになるのではないかと思われ。つまり、いかにしてラポールを築くか、ってことですよね。2013/11/11

Tatuyuki Suzuki

3
面白そうなんで購入しました。こういう仕事もあるんですね。読みやすく、どの章の内容も良かったです。2014/07/13

うちこ

2
「どういうコンセプトでやっているのか」が気になるほどのサービス提供者には、余裕があってほしい。 読みながら「かっこよかった人を目指したら、こうなった」というシンプルなあこがれの力って、いいな。とも思いました。こういう調整役みたいな仕事(日本語化しにくい)に「メートル・ド・テル」という名称があるのは、「余裕」も商品の一部であることがしっかり認識されている証拠。「受付をお任せしたい人ナンバーワン」みたいな人って、実際やっぱりすぐに顔が浮かぶものなので、特殊技能。どんな業界にもあってほしい職種です。2016/04/25

ラッキー

2
これで2冊目。サービス業をする者にとって参考になることがたくさんあった。中でも、心に余裕を持つためにしていくことの部分が印象に残った。自分の世界だけにとどまらずに、幅広い視野を持たなければならない。2013/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6605750
  • ご注意事項