お直し とか

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  • サイズ A5判/ページ数 123p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784838725038
  • NDC分類 593.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

彼女の仕事はお直し。やぶけてしまったブラウス、虫に喰われたカーディガン、その時、その人が着たからこそできたキズに、意味をもたせるようにお直しをします。そのお直しに、横尾さんの珠玉のエッセイがついた「ほぼ日」の人気連載に、これまでの作品もプラスして、全く新しいヴィジュアル本ができました。撮影ホンマタカシさん、デザイン中村至男さん。帯には樋口可南子さんと大橋歩さんが素敵なコメントをくださいました!

彼女の仕事はお直し。やぶけてしまったブラウス、虫に喰われたカーディガン、その時、その人がきたからこそできたキズに、意味をもたせるようにお直しをします。「ほぼ日刊イトイ新聞」連載中から、そのかわいさ、愛おしさに多くのファンをつかんだ、「お直しとか」。キュートな作品とお直しにまつわる、横尾さんのエッセイは良質の文芸作品の香りがします。これまで発表したエッセイも含め65篇を網羅した、全く新しいヴィジュアル本。撮影ホンマタカシさん、デザイン中村至男さん。「私が頼んだ作品には、愛犬の顔がかくれてた。しかけますよ~、横尾さんは」とは樋口可南子さんが帯に寄せてくださった文章。「世界にたったひとつの、かわいくうれしく目立つお直し」大橋歩さんからいただいたコメントも、この本の世界観を見事に現しています。

《4月の雪》《ナポリ》《これおちましたよ》《美人さん》《穴から花》《記号のようなもの》《チノパンに芝生》《アメリカンな古着》《今朝の話》《おさがり》《8月の記念日》《5つの山》《奉仕の人》《赤貧一人旅2》ほか65篇

【著者紹介】
1979年東京生まれ。文化服装学院ニットデザイン科卒業。ファッションブランドのアトリエにて手作業を担当。2005年、独立。吉祥寺に作業場をかまえ、刺繍やニットをもちいたお直しを中心に活動。著書『プレゼント』(雄鶏社)

内容説明

彼女の仕事はお直し。やぶけてしまったブラウス、虫に喰われたカーディガン、その時その人が着たからこそできたキズに意味を持たせるようにお直しをします。“穴から花”“チノパンに芝生”“つぶれた指輪”“おさがり”“赤貧ひとり旅”“ポッケのしっぽ”など全65篇。

目次

4月の雪
ナポリ
これおちましたよ
美人さん
穴から花
記号のようなもの
チノパンに芝生
アメリカンな古着屋
今朝の話
おさがり〔ほか〕

著者等紹介

横尾香央留[ヨコオカオル]
1979年東京生まれ。文化服装学院ニットデザイン科卒業。ファッションブランドのアトリエにて手作業を担当。2005年、独立。吉祥寺に作業場をかまえ、刺繍やニットをもちいたお直しを中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風眠

15
シミが付いてしまったスカート、穴が開いたニット、擦り切れたチノパン、破れてしまったコート、etc、それでも捨てられない大切な洋服たち。そんなしあわせな洋服をお直しする作家さんの作品と、そのお直しにまつわる小さなエッセイが可愛い本。作家系のお直しなので、実際の着用にはどうなのかな・・・というものが多いのだけれど、パラパラとページをめくって眺めているだけで、なんだかしあわせな気分になれる。それはきっと、大切にされてきた洋服への想いと、その洋服を着てきた人の思い出とエピソードがリンクしているからなのだろう。2013/08/15

Squirrel

9
お直しの実践が書かれているかと思って図書館から借りたが、お直しの写真とエッセーの本でした。最初は文章が馴染めず、もう読まないで返却しようかと置いておいた。だが、自分は読み始めた本は最後まで読みたいタイプなので(最後まで読まないと負けたような気がするし、途中から断然面白くなる作品もあるから)、返却日まで日にちがあったので、再度読み始めたら「おもしろいじゃーん」となった。なんというか、著者さんの人となりがゆるりと伝わってきて、それがなんだか自分をいい気持ちにさせてくれた。(続く)2019/07/31

あるぱか

5
読み友さんの投稿に惹かれて。お直しした作品とそれにまつわるエッセイ集でした。エッセイ文は気さくなのに、手直しされた作品はどれも繊細で、美しかったり、可愛かったりと素敵なものばかりでした。センスがあるからこその作品だと思いました。2020/06/28

きみどり

5
めちゃくちゃ手先が器用でうらやましい。発想が自由で、まるで飛び出す絵本の世界だ。物にも、人に対しても作者の豊かな愛情が感じられる。2015/10/29

蒼1228

5
お直しにまつわるエッセイ+写真。その服と、持ち主の人をつないでる感じがいいなあ2013/02/05

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