内容説明
子育ては大変だけど、コドモがいる人生は楽しい。売れっ子マンガ家のママと3人の子どもたち、そしてパパの毎日はとってもバタバタ、ときどきホロリ―心がほっこり温まる育児マンガです。
目次
春(新学期の巻;行ってらっしゃいの巻 ほか)
夏(夏休み特別編;スイカの巻 ほか)
秋(旬の味覚の巻;梨をむきながらの巻 ほか)
冬(冬の音の巻;冬到来の巻 ほか)
著者等紹介
おかざき真里[オカザキマリ]
長野県上田市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
27
『&』や『サプリ』など働く女性の繊細な機微を、繊細なタッチと言葉で書かれるおかざきさん。だけど、彼女自身も働く女性で、そしてお母さんなのでした。普段の漫画よりもずっとシンプルなラインで書かれたお話しだけれど、ふっとした言葉の選び方とか、使われているモチーフが圧倒的な量の感情と物語を持って語ってくるのが、すごいと思いました。夏休みのノスタルジア、私も同じようにいとこ達と川遊びをしたり、父親たちの方が夢中になってはしゃいでいたりするのを覚えているので、懐かしい。三人は今、いくつなのかな。どんな風に育ったのかな2014/02/09
ネロ
8
あのおかざき真里さんがこんな育児漫画を描いていたとは!!&やサプリなどの大人女子に向けた作品からはちょっと想像できないような内容とほんわかした描写なんですけど、ちょっとした言葉選びやモチーフなどに共通するものがあって面白いです。基本的にはよくある育児に関する面白エピソードなんですが、そこに季節の植物や風景が瑞々しく描かれていて、とても印象的です。3人も子どもさんがいらっしゃるのにあんな漫画が描けてほんとに凄いなぁ!育児もゆったり感性豊かに関わっていられているようで参考になります。2014/07/03
ともり
5
サイバラ「毎日かあさん」を彷彿とさせる。あちらよりかわいらしいけれど(笑)。子供ってのは大人が思いもよらないような行動・言動するなぁ。そういうのが子育ての醍醐味、なのかなぁ、とか。2010/03/15
くさてる
4
世に子育てマンガは数あれど、暴露的でも親馬鹿でもなく、独自の世界を壊さないまま、微笑ましい作品になっている物は少ないはず。これはその少ない一冊です。子育てと縁遠い私も共感できる内容と絵の楽しさ可愛さがとくに魅力。2010/03/22
おりじろ
3
新聞に連載されていた頃からちょいちょい読んでました。なんだかたまにレイアウトが読みにくいけど癒されます。長男のヒーローにふれて魂がはいったには、思わず色々と考えてしまいました。私も末っ子ちゃんに「いいよー」といってもらいたい。2010/03/28