世界人類がセックスレスでありますように

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838717903
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

子連れの女たちが結束し、ある日目覚めた!?キーワードは「性の不在」。乾いた心が暴走を始め、幼児誘拐、殺人、そして逃亡へと発展する。斬新な形式を駆使して現代社会を切り裂く異色の長篇小説。

著者等紹介

目黒条[メグロジョウ]
1965年東京生まれ。88年、中央大学文学部文学科(仏文学専攻)卒業。2000年よりフリーランスとして翻訳、文筆を開始。05年、『ピローマン』の翻訳で第十二回湯浅芳子賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りりぃ

1
図書館本。なんだかとんでもないものを読んでしまった…というのが正直な感想。ここまで共感できる登場人物が一人もいない小説もめずらしい。よくある「セックスレス」や「ママ友」の話ではなかった。ないものねだりから酸っぱい葡萄に変わってしまう様子はリアル。さよりん怖かったよ…2021/12/16

darkcherrypie

1
ものすごくリアルな描写と誇張された虚構感がないまぜになって、不思議な空気感のある作品。設定は明らかに完全な虚構なんだけど、ディテール(特に女性の心理)はリアル。絶対にあり得ない話なんだけど、あるような気にもなり、不思議な読後感がある。登場人物も「幼稚園のママ友」というくくりで、いろんなタイプの女性がデフォルメされて戯画化されつつ、細かなところはリアルな形で描写されるので、「あーいるいる、こういう人」という気持ちにさせられる。戯曲と小説が合体した斬新な作風。文芸&戯曲翻訳家である著者の巧みな文章力で一気に読2011/10/07

Makio Hasebe

0
途中からの展開は予想外。2016/10/07

なおたん

0
えっ、そんなお話だったの!?と、途中から度肝を抜かれました。面白かったです。2012/06/02

ミテイナリコ

0
凄いスピードで読み抜けた。タイトルもすごいんだけども(笑)女性の心理描写の書き分けが気持ち良い。他の作品があれば見つけたいな。2012/03/05

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