内容説明
生きることは、書くこと。橋本治自身まるごと大展覧会!いま、世界でいちばん書いている全身作家が贈る“全方位型エッセイ集”最新刊!!世界は広くて、いろんな事件が起こっている。でも、自分が生きなければならない現実の世界は案外狭くて、その責任は自分にかかっている。それを忘れちゃいけないでしょう。
目次
Preface いくつかのキィワード
1 婦人公論時評
2 世界はときどきへんになる
3 男と女
4 個人的な歴史
5 薩摩琵琶集
6 すこしだけ古典
7 すこしだけ藝術
8 歌舞伎雑纂
8・1/2 その他
著者等紹介
橋本治[ハシモトオサム]
1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒業。’68年在学中に東大駒場祭のポスター「とめてくれるなおっかさん…」で注目され、イラストレイターとして活躍。のち、小説、エッセイ、評論、戯曲、古典の現代語訳等、さまざまなジャンルで執筆活動を展開する。’77年『桃尻娘』で講談社「小説現代」新人賞佳作、’96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、’02年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小鈴
6
立ち読みだが、「女ってなんだ?」のエッセイは絶品。一読をオススメする。特に女性にね。 2011/05/14
湯飲み猫
5
図書館返却期限を気にして急ぎ足で読む本ではありませんな。社会論と講談と歌舞伎論と長嶋監督その他いろいろが混ざりあって、私は訳がわからなくなっております。口調までもがおかしい。ボリュームたっぷりです。疲れた(-_-)2013/05/11
fumi
3
10年前ぐらいの時期のエッセイ(?)集だけれども、現在読んでもまったく時代遅れとか、見当はずれということはない。図書館の返却日を気にしながらだったけれども、まだ、販売されているなら、購入して好きな時に読み返したいと思った。2015/01/11