いのちの食卓

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  • サイズ B6判/ページ数 141p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784838715299
  • NDC分類 596
  • Cコード C0095

内容説明

料理をすることは、人を信じて、愛することです。料理をするすべての人へ。なぜ人は食べるのか、なぜ料理するのか…日々食卓をととのえるお母さん方におくる、『食』を生きる“いのちのことば”集。じつはいちばん手間のかからない「シンプル蒸し料理」12品、幼児や老親のいる家庭にこそ「厳選煮物料理」6品、人生を幸せに終えるための「基本介護スープ」3品のレシピ付。

目次

1章 「食」とは、いのちの仕組みにくみこまれているもの(「食べる」とは?;風土と人間のかかわり ほか)
2章 人は、生きやすく生きるために食べるのです(家事とは?;「中食」の功罪 ほか)
3章 これからの台所は「生産者」のことを想って(自分の身は自分で守る;大豆立国を考えて「大豆100粒運動」 ほか)
4章 人生を幸せに終えるための食、それがスープです(床擦れの患者さんのことは、わが身のこと;「病院食」への疑問 ほか)

著者等紹介

辰巳芳子[タツミヨシコ]
料理研究家・随筆家。「良い食材を伝える会」会長。「スープの会」主宰。1924年生まれ。聖心女子学院卒。料理家の母・辰巳浜子から料理の手ほどきを受け、日本の家庭料理の基本を伝承しながら、常に合理的な料理法の研究に余念がない
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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霧子

4
辰巳さんの言葉は力強く、料理には滋養がありそうだなと感じる。病人のために提案されている牡蠣のすり流しも、クレソンのポタージュも、本当においしそうで、いただいてみたくなった。普段の食事に、手早くできて栄養豊かなもの。きっと、できるはず。いろいろ探ってみようと思う。2013/09/20

愛希穂

1
「食べる」ことから、生活、いのちというつながりになるほどと思い、もっと食生活というものを大切にしようと思いました。 家事を「ハウスキーキーピング」というけれど、「ライフキーピング」と言うべきだとの言葉。そう思うと、おろそかにはできません。 哲学をお持ちの料理研究家。2012/03/08

Mio Mandokoro

1
子どもの見ているものを見つめようっていう教育論が多い昨今、親が子どもに「ちょっと見てごらん」と何を指し示すことができるか、親は実際に何ができるのか、という著者の話に、あー、最近の親は子どもを導くほど自分に自信がないから子どもに「そのままでいいんだよ」教育をするんだなと思った。さてわたしはどんな親になれるのかしら。2017/03/03

いわっこ

0
家事はライフキーピング、子どもを自分で自分の命を守れる子に。2017/08/04

May Flower

0
羽仁 もと子さん、東城百合子さんと同じメッセージだ。この御三家の本は必読。2011/03/01

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