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絶滅危惧種を見に行く―滅びゆく日本の動植物たち

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  • サイズ B6判/ページ数 117p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784838712885
  • NDC分類 462.1
  • Cコード C0095

内容説明

70種の消えゆく動植物たちのポートレート。超個人的な自然読本。「環の国」日本のレッドデータBOOK。

目次

エゾオオカミ
ニホンオオカミ
ニホンカワウソ
ニホンアシカ
トキ
オオタカ
原生林
ツキノワグマ
エゾヒグマ
ニホンカモシカ〔ほか〕

著者等紹介

藤田一咲[フジタイッサク]
東京都生まれ。広告、雑誌で活動するカメラマン
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

30
著者は「海と写真の時間」「猫と写真の時間」で私の好きな写真家の一人でもある藤田一咲氏とはビックリ。日本の絶滅危惧種やもう絶滅した生物について書かれている。参考文献からの引用も多いが、割と人間世界の近くにいるメダカやツキノワグマ、ニホンザルなども紹介してあり、文章も楽しめる。最終ページに絶滅危惧種の一覧があったが本が発行された2001年当時のものなので今はもっと増えていると思う。 そのうち少子高齢化のために日本人も絶滅危惧種に入ることになるかもしれない、そんなことを感じた。2014/10/11

seraphim

23
読友さんの紹介本。「日本は本州をふくめて北から南に連なる6852の島々からなる国だ」そうだ。ついうっかり、島国だということを忘れて生活していた。「一般に島の自然は、特殊なために壊れやすいという。」島国日本には「それぞれの島に特有の地形や気候があり、多くの生きものをはぐくんできた。日本の自然、生きものはかなり独特なものだといえるかもしれない。」いなくなれば良いのにと思う虫もいるけれど、多種多様な生物がいるから、地球は魅力的なのだと思う。これ以上、動植物が絶滅してしまわないように、注意して生活したいと思った。2016/08/02

17
お気に入りkinkinさんのレビューで気になったので。すでに絶滅してしまったものから、絶滅危機にあるものまで、動物、昆虫、植物が取り上げられている。初っぱな、いきなり絶滅してしまった種から始まるため、何ともせつない気持ちに。こんな風にしてしまったのは、私たち人間なんだよね。一度消えてしまった種は、まったく同じものが生まれることは二度とない。人間にとってたとえ悪であっても、絶滅させる権利なんてない。2014/10/20

14
北から南まで6000以上もの島からなる島国日本。それぞれに独自の進化をとげた生き物たちの絶滅に瀕する姿、もういなくなってしまった姿を描く。全部が全部カラー写真じゃないのが残念だけど、面白かった。舌がちょみっとはみ出してるツシマヤマネコが可愛い。 2016/10/02

Humbaba

7
環境が変われば、あたらしい環境に適応できない種は淘汰されていく。それは自然の掟ではある。しかし、そのようにして消えていた種に、人間にとって有用な物がある可能性もある。一度消えてしまえば、再生させることはできない。そうならないようにするために、人間の生活が原因となる絶滅は可能な限りなくすべきである。2013/08/30

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