感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二戸・カルピンチョ
12
ジャンクアートみたいな印象。主に幼年期の子供が題材になっている短編漫画。ツギハギでありながらストーリーは流れていて…どうかな?みんなは子供の頃の記憶ってスライドみたいだけど繋がってる、って感じないかな?幼いながらも真剣に向き合い戦った“自分を脅かすモノ”の記憶。可愛くて、無邪気で、不気味で、不安定。そんな本です。旦那様は松本大洋さんだそうです。2015/07/15
まみ
8
私の宝物。高野文子の『黄色い本』を読んだ流れで再読。いとしくていとしくてたまらなくなる。2011/04/14
wknwkn
4
めちゃおしゃれー!めちゃかわいい。借りて読んだけど自分の本棚にぜひお迎えしたい!私もピアノいやいややってたから共感というか、記憶がフラッシュバックした。すごく好き!2015/11/29
龍國竣/リュウゴク
3
感性の賜物。子供たちの自由な様子が、漫画という枠を超えて、絵本という枠も超えて、あるいは物語という枠も超えて、表現されている。イラスト集のようにも見えるのだけれど、無秩序に見えてちゃんと子供の視点で繋がっている話が繰り広げられる。繊細な線の画。2012/03/11
カノン
3
家の中から発掘。懐かしい!複雑な心象風景を頭から取り出し、そのまま模写したかのよう。子供のふわふわとした不安定な感情がよく伝わってくる。なんでだろう。どこか切なくなる。2009/05/06