危機下の中古文学〈2020〉

個数:

危機下の中古文学〈2020〉

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ A5判/ページ数 646p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784838607440
  • NDC分類 910.23
  • Cコード C3091

内容説明

総勢42名の中古文学研究者はこの危機下で何をなそうとしたのか?2020年は、気候変動による甚大な自然災害の多発、新型悪性感染症の世界的蔓延、新自由主義経済が招来する貧富差の拡大、国家・民族・人種間の分断、民主主義の脆弱さの露呈、そして核兵器を中心とする軍事力拡大競争など、人類の生存に関わる自然と人為的な脅威が多発した年、危機下の一年として、いずれ回想されることになろう。そのような一年を、文学に関わる者として我々はどう過ごしたのか。将来そう問われたときに、何と答えるべきか。中古文学研究という場において、我々は何をなし得たのか、あるいは何をなそうとしたのか。本書は、この問いに対する回答を研究論文集として一書にまとめ、広く江湖に提示するものである。

目次

河内本源氏物語の校訂方法―若紫巻を中心として(上)
散佚物語「あまのもしほび」について―物語と戦乱
『源氏物語』研究の遠近法―コロナ禍を契機に考える
「契り」と「宿世」―『夜の寝覚』論に向けて
異界と現実を橋渡す古代物語を読む―二〇二〇年の試みから
紅葉賀の行幸―平成の『源氏物語』研究の源流をさぐる
『狭衣物語』異本系本文の世界―「親子の情」に見る改変の論理
古典教育から考える、見えない「疫病史」―『枕草子』における授業実践から
『枕草子』の“菖蒲・あやめ草”―「アンチエイジング」の言葉
オンライン時代の学会運営とICT活用―中古文学会のオンラインシンポジウムを企画して〔ほか〕

著者等紹介

久保朝孝[クボトモタカ]
愛知淑徳大学教授(文学部・大学院文化創造研究科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品