内容説明
本書は、枕草子と徒然草で使用される名詞の使用率を比較する視覚的データを提供する。両作品を鑑賞する際に本データを参照することによって、鑑賞の幅を多少なりともひろげることを目的とする。本書が提供する視覚的データは、作品中での名詞の使用率に基づくスキャタプロット、バーチャート、デンドログラムである。スキャタプロットについては、プロットの対象とする名詞を、大局的視点で抽出したものと局所的視点で抽出したものを作成した。
目次
1章 語の一覧
2章 俯瞰図(スキャタプロット;バーチャート;デンドログラム;グループ別のスキャタプロット)
3章 近傍図
4章 使用率に基づく語の整列
著者等紹介
斉藤康彦[サイトウヤスヒコ]
早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。情報通信関連企業のエンジニアを経て、現在は、ソフトウェア開発技術の教育、および、言語に関わる領域に情報技術を応用する研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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