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内容説明
本書は、テーマ・技法・グループ展への参加という観点から、印象派を理解するのに欠かせない画家18人を主人公とし、ひとりひとりの個性と魅力にスポットを当てた、新しい入門書です。彼らの日常生活へのまなざし、色彩やタッチの大胆さ、光の描き方についてわかりやすく説明します。印象派の美術運動の舞台裏として、19世紀後半のフランス社会がどのような状況にあったのか、さまざまな角度から切り込み、印象派とは何かを探ります。
目次
1 印象派を生み出した画家とその周辺(エドゥアール・マネ―印象派展に一度も参加しなかった、革新的な伝統主義者;フレデリック・バジール―友人たちを経済的に支えて、印象派誕生前に戦死した画家;カミーユ・ピサロ―八回の印象派展すべてに参加した印象派の父親のような存在;エドガー・ドガ―都市生活者の一瞬の動きをさまざまな技法で追求した挑戦者;アルフレッド・シスレー―自然を愛して、典型的な印象派であり続けた風景画家 ほか)
2 印象派をさらに飛躍させた画家たち(ポール・ゴーガン―印象派の画家として出発し、次の世代を担った色彩画家;オディロン・ルドン―最後の印象派展に参加した遅れてきた新人で、のちの象徴主義の画家;ジョルジュ・スーラ―点描技法を確立し、志なかばで夭折した新印象派の画家;ポール・セザンヌ―南フランスを主な制作の場として、自然の本質を探究し続けた画家;ヴィンセント・ファン・ゴッホ―印象派と浮世絵の技法を取り入れ、独特の色彩を生み出した孤高の画家 ほか)
著者等紹介
島田紀夫[シマダノリオ]
1940年、甲府市生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程(美術史専攻)修了、東北大学文学部美学美術史学科助手。石橋財団ブリヂストン美術館学芸課長を経て、1981年、実践女子大学文学部美学美術史学科教授。2000年より山梨県立美術館館長を兼任。2006年より石橋財団ブリヂストン美術館館長。専攻はフランス印象派を中心とする西洋近代美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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