目次
特集 コミュニティ権 新しい希望(コミュニティ権 国家権力に対抗する権力(山本理顕)
家族の成立 コミュニティへの飛躍(大澤真幸;木村草太;山本理顕) ほか)
大学建築論(大学教育とその建築空間化(山本理顕)
建築空間とサインデザイン(廣村正彰;山本理顕) ほか)
論考(記憶と沈黙 日本のアーティストは日本の近い過去にどう応答したのか? 前編(谷尾(布野)晶子/訳者まえがき・布野修司)
なごや寺町まちづくり(西倉潔) ほか)
LOCAL REPUBLIC AWARD(LOCAL REPUBLICの思想(田井幹夫)
LOCAL REPUBLIC(地域社会圏)と自治(陣内秀信;北山恒;ジョン・ムーア;広井良典;山本理顕) ほか)
著者等紹介
山本理顕[ヤマモトリケン]
建築家。1945年生まれ。東京藝術大学大学院修了。1973年山本理顕設計工場設立。2007‐11年横浜国立大学大学院教授。2018年より名古屋造形大学学長。主な作品に、「埼玉県立大学」、「公立はこだて未来大学」、「横須賀美術館」など。チューリッヒ、天津、北京、ソウルなどでも複合施設、公共建築、集合住宅を手がける。1988、2002年日本建築学会賞、1998年毎日芸術賞、2000年日本芸術院賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カエル子
3
無用之選書7/7冊目。名古屋造形大学の新学長が責任編集する都市と芸術、コミュニティに建築、大学や文化と、つまりわたし達が暮らす空間のあり方に対する多面的な再考を促す書。名古屋には、頼もしい学長が率いる素敵キャンパスの大学があるんですねー。うらやましい。評価の物差しが「便利さ追求」ひとつしかないのは本当に問題だと思うし、ユーザビリティ屋としてはそういう展開の一端を担ってしまったという反省もある。でもとりあえず、横須賀くんを見に行きたい。ということで。2022/05/24
naof
0
2022年に「都市美」というフレーズがなんかミスマッチな感じがして、でも本屋で見た時に妙な引っかかり感があり2巻まとめ買いしてしまいました。 交通や消費、情報がいくらグローバライズしても身体で捉えられるサイズ感はそう変わらないから根源的で素敵なテーマだと思います。次も楽しみ。2022/05/08