内容説明
ことばの研究者と歴史小説の作家とが密接な関係の中で紡ぎあった注目の一書。
目次
1 ことばから迫る狂言論(狂言台本のことばは“何を物語るのか”;大蔵虎明本狂言の復元の意義と実践からわかること;狂言と中世資料を有機的に解釈する試み;狂言会話の社会言語学的分析)
2 狂言鑑賞の新視点(狂言こだわり入門;狂言を楽しむ―狂言万華鏡;狂言に足をはこんだ観客へのいざない;狂言応用編―旅に出よう!)
著者等紹介
小林千草[コバヤシチグサ]
1972年に東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。1985年に佐伯国語学賞を、2002年に新村出賞を受賞。現在、東海大学文学部教授。博士(文学)
千草子[センソウコ]
日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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