内容説明
見果てぬ夢を枯野に放つ芭蕉。高ぶる思いを白梅に鎮める蕪村。違いながらも深く重なる。そこに俳句の二つの原型がある。豊富な例句によって聴く、芭蕉と蕪村の時空を超えた二重奏。
目次
旅寝の展開
旅のさまざま
庵をめぐって
ふたたび庵のこと
風流の笠
笠から傘へ
笠の二態
二様の春雨
晩年の春雨
金屏風一双
狐と狸
風におどろく
砧を枕に
それぞれの秋の暮
寂滅への薄暮〔ほか〕
見果てぬ夢を枯野に放つ芭蕉。高ぶる思いを白梅に鎮める蕪村。違いながらも深く重なる。そこに俳句の二つの原型がある。豊富な例句によって聴く、芭蕉と蕪村の時空を超えた二重奏。
旅寝の展開
旅のさまざま
庵をめぐって
ふたたび庵のこと
風流の笠
笠から傘へ
笠の二態
二様の春雨
晩年の春雨
金屏風一双
狐と狸
風におどろく
砧を枕に
それぞれの秋の暮
寂滅への薄暮〔ほか〕