目次
序章
第1章 国冬本源氏物語の研究の位置付け
第2章 作品論的視座から―国冬本少女巻を中心に
第3章 人物論的視座から―国冬本鈴虫巻を中心とした女三宮について
第4章 和歌論的視座から―国冬本藤裏葉巻をめぐって
第5章 象徴論的視座から―本文研究と象徴との接点
第6章 享受論的視座から―国冬本と物語内部、そして外部へ
第7章 翻訳論的視座から
第8章 注釈論的視座から―桐壷・少女・野分・柏木・鈴虫巻の物語世界を中心に
第9章 統計論的視座から―シミュレーションを通してみた国冬本の特異性
終章 今後の課題とあとがき―国冬本を端緒に広がる未来へ
著者等紹介
越野優子[コシノユウコ]
1988年上智大学文学部国文学科卒。1994年3月上智大学大学院博士前期課程修了。2000年3月上智大学大学院博士後期課程単位取得退学。2007年3月大阪大学大学院博士後期課程修了(博士)。2008年4月~2009年8月日本学術振興会特別研究員RPD。2009年9月~2012年8月韓国永同大學校外国語学部日本語科専任教員。2012年10月~中国福州大学外国語学院日語系専任教員。現在兼職教授(特聘副教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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