内容説明
すぐれた歌や興味深い詩をえりすぐり、和歌、短歌、詩歌のすがたを万葉の時代から現代まで広く網羅する。“うた”や詩が生み出された背景や構造、表現につづられる作者の声や言葉の意味とイメージを『源氏物語』や昔話の視点から切りこみ、これまで論じられることのなかったテーマにも踏みいる。
目次
歌のDNA―韻きと心(油阪;うらめしや;風の手 ほか)
詩の日本語(詩の日本語;詩の人称;詩の“声、音” ほか)
言葉イメージ(麗らか;萌える;闌ける ほか)
著者等紹介
藤井貞和[フジイサダカズ]
昭和17年(1942)、東京都文京区生まれ。奈良市内に育つ。国語教育学科(東京学芸大学)、言語情報科学専攻(東京大学(駒場))、日本文学専攻(立正大学)に勤めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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