高畑勲をよむ―文学とアニメーションの過去・現在・未来

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高畑勲をよむ―文学とアニメーションの過去・現在・未来

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  • サイズ A5判/ページ数 359p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784838233663
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0090

内容説明

かぐや姫が野を走り、ハイジがブランコに乗り、山田くんは空を飛ぶ―リアリティと想像力が紡ぎだす古典の再創造。今こそ高畑勲を「よむ」べきだ!!高畑勲氏インタビュー、小田部羊一氏・中島順三氏座談会掲載。

目次

シンポジウム 「高畑勲の“世界”と“日本”」高畑勲氏インタビュー「新しい表現には、まだまだ先があるはずだ」
座談会 小田部羊一さん、中島順三さんを囲んで 高畑勲さんとアニメーション制作という仕事
高畑勲の“日本” 火と幽霊―『火垂るの墓』のアニメーション化について
個を持った少女の憂愁―『おもひでぽろぽろ』『かぐや姫の物語』の時間の表象
走る女と忘れられた帝―『竹取物語』から『かぐや姫の物語』への継承と乖離
「五コマ目」を紡ぐ―四コマ漫画『ののちゃん』から『ホーホケキョとなりの山田くん』へ
物語・風流・浄瑠璃―芸能から読む『平成狸合戦ぽんぽこ』
『平家物語』読者としての高畑勲―アニメーション映画監督としての感性
高畑勲と“世界” 桜井利和旧蔵ハイジ関連資料
マルコはハイジと夢を見る―高畑勲による海外児童文学のテレビアニメ化とその演出
放送劇音楽としての『母をたずねて三千里』付随音楽
「わたしはおうきくなりたくない」―アストリッド・リンドグレーン『長靴下のピッピ』における赤毛と靴と長靴下
高畑さんからひとこと
ブックガイドから見た「世界」の「文学」―無着成恭の選定と岩波・福音館の児童書
幻燈劇としてのゲーテ『ファウスト』―視覚文化史をみわたしつつ
高畑勲とフランス文学―『ことばたち』と『木を植えた男を読む』をめぐって

著者等紹介

中丸禎子[ナカマルテイコ]
1978年生まれ。スウェーデン大学・ドイツ文学。東京理科大学准教授

加藤敦子[カトウアツコ]
1962年生まれ。日本近世文学。都留文科大学教授

田中琢三[タナカタクゾウ]
1973年生まれ。フランス文学・比較文学。お茶の水女子大学准教授

兼岡理恵[カネオカリエ]
1975年生まれ。日本古代文学。千葉大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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jamko

4
たまたま図書館で見かけて借りたんだけど去年出た本なんだね。様々な分野の文学研究者による共同研究グループの議題としての「高畑勲」が様々な視点で論じられる。従来のアニメ批評とは違って文学が核にあるのが新鮮。高畑さん東大の大学院にも進もうとしてた研究肌の人なので、やっぱり冒頭の大学で行われたシンポジウムでのインタビューが面白かったな。聞き手も研究者なので、さらっと深い話になったりするのが高畑さん楽しそうだった。2021/06/05

Oltmk

1
冒頭の高畑勲氏の講演での「日本のアニメーションは日本の伝統に基づいてる」という氏の言説にイラっとしつつも、高畑勲がアニメーションで挑もうとしていた事や考えていた事の難しさを感じ取ることが出来たし、中盤・後半の高畑勲作品への研究者の指摘を読んでも彼がどれだけ作品に血肉を与えようと努力していたかを感じ取ることが出来たし読むことが出来て良かった。宮崎駿と比べて、高畑勲に言及した書籍数は少ないと思うので、高畑勲の思想・作品に触れたいなら読んでもいいと思う。2021/12/16

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