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内容説明
心地よい「居場所づくり」は隣人と仲良くする勇気から生まれる「互近助の力」が自分の世界を安心に変える。
目次
隣人と仲良くする覚悟と勇気
心地よい居場所づくり
大規模災害でさえすぐ忘れてしまう、今も昔も変わらない
「公助の限界」
遠水は近火を救えず
高齢者すべてが要配慮者ではない
これからは「互近助の力」
先進的コミュニティ事例
自治体の互近助の力
企業における互近助の力
コミュニティを一からつくり直した村
名君のコミュニティづくり
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
38
阪神大震災や熊本地震、東日本大震災や西日本豪雨など記憶に残る災害だけでなく、色んな災害のことに触れてあって、特に阪神大震災の前年に起こった北海道地震の話が泣けた。当時は震度だけで被害の大きさを推測しており、震度が若干弱かったものの被害は大きかった根室は報道されず、支援物資も届かなかった。携帯もない時代、孤立して絶望していた人たちの前に、姉妹都市である黒部市のトラックが夜を徹して駆け付け、支援の手を差しのべてくれた。そのくだりを読んで泣いた。町ぐるみで普段からお互い様の交流が大切だとしみじみ思う。2019/10/07
卓ちゃん
0
著者は、公助だけに頼らず、ご近所さんと互いに助け合う「互近助」を提唱する。人はどこかのコミュニティに所属していてこそ自分の居場所があると感じる。震災後、仮設や、みなし仮設で死んでいった人はコミュニティをなくしたための孤独死なのだ。隣人と仲良くすることが必要だ。2020/05/22