失われた世界の記憶―幻灯機がいざなう世界旅行

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失われた世界の記憶―幻灯機がいざなう世界旅行

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  • サイズ A5判/ページ数 699p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784838105410
  • NDC分類 209.6
  • Cコード C0072

内容説明

世界各地の風景や慣習が、外の世界に知れる術がなかった前グローバル時代に燦然と登場したのが幻灯機だった。ビクトリア時代のロンドンの市街地からエジプトの古代遺跡、日本の寺院からニューギニアの原住民族まで、800点を超える幻灯機スライドが、見る者を過去へのタイムトラベルへ誘う。

目次

Northern Europe
Eastern Europe
Western Europe
Southern Europe
Northern Africa
Central&Eastern Africa
Southern Africa
The Middle East
Southern Asia
Eastern Asia
South Eastern Asia
Oceania
Antarcita
South America
Central America
United States of America
Canada
Alaska

著者等紹介

フィール,シャーロット[フィール,シャーロット] [Fiell,Charlotte]
ブリティッシュ・インスティチュート(フィレンツェ)、キャンバーウェルスクールオブアーツ&クラフツ(ロンドン)、サザビーズエデュケーショナルスタディーズ(ロンドン)にて研鑽を積む。夫のピーターとの協働で執筆・編集に携わったデザインや建築に関する著作は30冊を超え、世界中で愛読されている

ライアン,ジェームス・R.[ライアン,ジェームスR.] [Ryan,James R.]
エクセター大学、歴史文化地理学准教授。植民地、ポスト植民地時代の地理学に精通し、ブリティッシュアカデミー、リーヴァヒュルムトラスト、ローヤルジオグラフィカルソサイエティ(王立地理学会)などの機関からの基金も受け、研究を重ねる。ハーバード大学美術館やイェール英国芸術センターなど、世界の名だたる施設での講演実績も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lily

81
ブラボー!まさに世界中タイムスリップしたような作品集を求めていた。写真と絵画の中間のような質感、彩りも美しい。100年以上前でも太った人が多いことは意外だ。万国博覧会、アフリカの救出された奴隷グループ、ケープタウンのアデレー通りの花売り、インドの釘のベットに座る行者、ニューギニアの現地人の一団、4人のピグミー族と2人のアボリジニ、スウィフト社の豚の解体と検査、ロウアー・ニューヨークの空撮、日本の滑稽な入墨をした飛脚も好き。しかし、もっと麗しきは、静岡の浮月楼の庭園の石燈籠、東京の亀戸天神の藤、日本の僧侶。2021/03/17

morinokazedayori

39
★★★★★19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパ。テレビもインターネットもなかった時代に、人々は幻灯機ショーを熱狂的に楽しんだという。本書は、彼らが見たスライド集。有名な建造物や人々の暮らしの一コマを見て、この写真の背景にはどんな物語があったのだろうかとわくわくする。また、これらのスライドをショーとして楽しんだ人々の様子も思い浮かび、二重の意味で想像が時空間を駆け巡る。日常生活をふっと抜け出し、開放感でいっぱいになった。2016/06/09

ゆうら

9
とても分厚い本。1870年代〜1900年代初頭ぐらいまでの写真資料がまとめられている。幻灯機の発達により、世界の至る所が映されている。今ではみられなくなったものも多数あり歴史的価値もある。都市は既に都市であるし、未到達地には現地の人々が。アラスカから南極まで各大陸のものがある。景色もだが、人々の風俗や生活の様子が興味深かった。まだ砂に埋もれているスフィンクス、行者の修行をする少年、纏足されている少女、綿花のプランテーションで働く人々。映された人々のその後は?と想像してしまう。本当に面白い本。2020/01/25

読書実践家

8
マジックランタンと呼ばれる幻灯機の出現は世界を震撼させた。行ったこともない世界を映像で配信することは当時の人々を驚嘆させたに違いない。本書は重量感抜群、価格5000円の世界中の写真満載の、貴重にして雄弁な一冊となった。年代は19世紀後半から20世紀前半。とりわけ、日本の人・風景が多いのはヨーロッパにとって興味あるモチーフになったからだろうか。ニューヨークの摩天楼やアメリカの大工場は今見ても、国力の凄さを見せつけられる。2016/01/03

Tatsuhito Matsuzaki

3
700頁800点を超える幻灯機スライド写真が1870年代から1930年代の「失われた世界」を伝えてくれます。 撮された世界中の風景や人物も興味深いですが、被写体やフィルムの状態、着色具合等から年代特定をした編者の努力も素晴らしいと感じました。2016/02/11

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