内容説明
呼び名に「富士」の名を載く山は全国にあり、その数300とも400ともいう。全国の富士は、その土地の人に愛される山であり、故郷を遠く離れて暮らす人には、ふるさとを思うよすがともなる。菜の花に彩られた川辺、黄金色に実る稲田、漁船を浮かべる静かな入江、背景に富士を抱く美しい風景は、時を超えて日本人の心を打つふるさとの絶景である。
著者等紹介
森田敏隆[モリタトシタカ]
1946年大阪府八尾市志紀に生まれる。1964年和歌山県立神島高等学校(旧田辺商業高等学校)卒業。株式会社和楽路屋写真部入社。1975年フリー写真家になり、エムオーフォトスを開設。1990年株式会社エムオーフォトス代表取締役就任。所属団体:日本写真家協会会員/日本写真芸術学会会員/日本棚田学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山猫
10
「本物に一番似ている郷土富士は『羊蹄山と開聞岳』」と結論づけた森田さんが撮った郷土富士の数々。 「これのどこが?」という山もいくつか含まれているが、概ね「なるほど」というセレクション。どうせなら、似てない山については似てるアングル、似てないアングルの両方の写真があるとよかったのではと思ったりする。 (隣の隣のF市からお借りしました) 折角なので、もっと良い紙と大きなサイズで見たかった。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO11089120W6A221C1000000/2024/06/10