昭和の神戸―昭和10~50年代

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  • サイズ A6変判/ページ数 238p/高さ 16X18cm
  • 商品コード 9784838105090
  • NDC分類 216.4
  • Cコード C0072

内容説明

開港以来、国際色豊かな港町として栄えた神戸であるが、昭和20年、苛烈な空襲により市街地は焼け野原と化した。戦後、国鉄の高架下にはヤミ市が形成され、元町の商店街にはいち早く復興の槌音が響き、人々はたくましく立ち上がる。そして昭和30年代に入ると、高度経済成長の時代を迎え、町は活気に満ちた。キャバレー「新世紀」、「神戸新聞会館」、「阪急会館」…、今は見ることのできない建物や変わってしまった町並みも少なくない。関西写真界の重鎮、ハナヤ勘兵衛の写真16点も含め、昭和10年代から昭和50年代までの写真を収録。在りし日の神戸がよみがえる懐かしの写真集。

目次

第1章 神戸市中心部(神戸港;三宮界隈;三宮センター街;元町・旧居留地界隈;トアロード・北野町;行事・イベント)
第2章 行楽地・郊外(西宮;宝塚;六甲;有馬;城崎温泉;淡路島;須磨;塩屋;室津)
第3章 ハナヤ勘兵衛の見た神戸

著者等紹介

飯塚富郎[イイズカトミロウ]
昭和10(1935)年東京都墨田区に生まれる。29(1954)年兵庫県立星陵高等学校卒業、住友海上火災保険(株)入社。63(1988)年上記退社、銀泉(株)入社。平成7(1995)年上記退社。9(1997)年東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。芦屋市展58回展・宇治川彩流(芦屋市長賞)、60回展・光を刻む(ハナヤ勘兵衛賞)。新協美術協会展15年展(2点)北野夢舞台(神戸市教育委員会賞)、17年展雲海(神戸市長賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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テクパパザンビア

3
私のふるさと、素敵でおしゃれな街KOBE、写真って嘘をつかないのが一番いいと思う。ありのままの姿がそれぞれの記憶に蘇るって素敵ですよねー。2015/09/04

ヤスコ

3
神戸は余り馴染みがないので、懐かしさは感じなかった。昔からハイソな街だったんだなぁ。2014/11/22

たか

3
現在とほとんど変わってない場所もいくつかあるのがさすが神戸。旧居留地のあたりとか。三越の写真もありました。2014/11/02

ココアにんにく

2
メリケンパークじゃなくメリケン波止場という言葉がぴったりくる昔。当時からポートタワーってあったんや!今やショッピング街のイメージで海の印象が薄い。今も当時の面影を残している場所って大丸や元町商店街、花時計などたくさんある。ユーハイムの看板もあった。東遊園地で外国人がホッケーをする姿が神戸らしい。塩屋駅の老夫婦がほのぼの。周辺のニテコ池や懐かしのファミリーランド、北部の城崎温泉まで出てきた。戦後の焼け野原、思ったよりひどかった。2018/03/21

2
須磨海岸と温泉街はあまり変わっていない印象を持った。神戸祭りに関してはロードが低かったような感じがした。こういう本には大学をなぜ載せないのだろうかといつも思う。神戸大学の社系の正門などは重要文化財なので変わっていないはずである。田舎へのスポットは少なかったが、淡路島の写真を見ると若者が多くいた印象がある。2014/07/08

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