内容説明
京女は、おばんざいよりアジア料理がお好き?京都のリアル、とことん教えましょ。
目次
第1章 知欲(乙女以上、白洲正子未満。;ご利益、ご朱印求めてどこまでも。;暦で京都を見つめてみれば。;学ぶよろこび、京にあり?)
第2章 食欲(ひとりの夜もこわくない。;京都の旅も三度目ならば。;カフェの日本茶でほっとひと息。;食通の友人のひとりやふたり。)
第3章 物欲(手みやげ美人の心得は。;器を買いに、京の旅。)
第4章 飾欲(無性にキモノに憧れて。;メイド・イン・京都。)
第5章 生活欲(ミソジ流、茶道の親しみ方は。;高級ホテルはもう飽きた。;町家に住まう夢の行く先。)
著者等紹介
高橋マキ[タカハシマキ]
京都生まれ。アパレル商社「TOMORROWLAND」に1年半勤務の後、カメラマン、スタイリストのアシスタントを経てフリーライターに。女性誌に限らず、書店に並ぶありとあらゆる雑誌で、京都特集記事のライティング、時にコーディネートやスタイリングを担当。関西の女性情報誌『HanakoWEST』に「高橋マキのわこもの暦」を連載。08年夏より古い町家に暮らし、昔ながらの日本および京都の暮らしを実践する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きつねこ
36
京都在住のライターさんの住んでる目線の京都本。きゃぴきゃぴぶりの文体が、ちょっと自慢げに見えたりするのかもしれないけど、そりゃ京都に(しかも町屋!)住んでて色んなお店やひとと繋がりがあったなら、自慢してもよ~し!装丁も写真も好みだし、知欲、食欲、物欲、飾欲、生活欲の切り口で構成してるのも新しくていいかも。有名各所もカバーしつつも、隠れたいいとこも紹介してくれている。わたしはもっとたくさん読みたいな。四十路~もお願いします。2015/05/05
ふゆみかん
26
カフェに置いてあったので読んでみました。京都在住の為、ほうほう、へえ~、ここは私も好きだなぁ、なんて感じで楽しく読み、幾つか行ってみたい場所もメモして読了しました。皆さんの感想を見てみると、地図がない、写真が少ない、ちょっと自慢気?と書かれていて、後からなるほど、と。京都在住者にとっては、記載された住所の通りの名前で大体の場所が把握できるのですが、他府県の方には確かに分かりづらいですね(^_^;)自慢気というところは、うまく説明できませんが、決してわざとじゃないのです~。伝えようと思うと、熱くなってきちゃ2014/10/12
野のこ
16
思わずタイトルに反応して借りました。オバちゃんの団体じゃなくて気ままなひとり旅に憧れます。節分祭に水無月「歴で京都を見つめる」季節を丁寧に生きる京都時間が素敵。日常の延長として「来ちゃった!」と気軽な感じで訪れたいです。でも習いごとにお茶のたしなみ、ひとりの夜ごはんは大人だなぁと、私にはちょっと無理そう。器を買うときは小さなアートを買うような気持ちにはドキドキしました。いいな。「OKU」で贅沢な抹茶パフェはチェック。2017/03/09
喪中の雨巫女。
11
《私‐図書館》京都は憧れますね。写真や地図があるとよかったのなあ。2011/06/18
たんぽぽ
6
京都旅行の予習として。ミソジをだいぶ過ぎた身とすれば、いまさら阿闍梨餅や原了郭を紹介されてもねぇ…な気分もあるけど、京都暮らしが嬉しくて自慢でもある気分が伝わってきました。普段使いできるカジュアルな器屋さん情報はしっかりメモ。2015/05/12