内容説明
北海道から沖縄まで日本全国の民家を収録。幾年もの風雪に耐えた民家の力強い姿、そしてその土地の気候や、家の職業に即した先人の知恵が凝縮している民家の在りようを、美しい写真で紹介する。
目次
猪俣家(銀鱗荘)
旧田中家(小樽市鰊御殿)
横山家
旧津島家(太宰治記念館「斜陽館」)
鳴海家(鳴海醸造店)
千葉家
旧菅野家
旧奈良家(秋田県立博物館分館)
嵯峨家
石黒家〔ほか〕
著者等紹介
高井潔[タカイキヨシ]
1938年東京で生まれる。1961年日本大学芸術学部写真学科を卒業、大成建設入社。1974年日本写真家協会賞新人賞受賞。1998年大成建設退社。以来フリー写真家として活動。1999年日本写真協会賞年度賞受賞。現在、日本大学芸術学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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那由多
16
北海道から沖縄までの古民家を写真と文で紹介され、風土と暮らしに密接した建築の工夫が見てとれる。見学したことのある場所も数棟あり、懐かしい。映画『八つ墓村』のロケ地にもなった、岡山の広兼家はいつか行ってみたい。2021/04/18
christinayan01
1
珍しく日本全国万遍なく紹介している古民家の本のため、よくある京都・山口・高山・金沢あたりを特集した本とは一線を画する新鮮さを感じる内容。そのため知らない建物がかなり多く収穫が得られて嬉しい。1ページに1件の紹介なので内容は薄いが、量で勝負ではあるが、写真の品質も良いのであっという間に読み終えてしまう。楽しい。2021/07/13
おおきなかぶ
1
やはり、京都を始めとして、近畿の民家の風情が良かった。2019/06/03