内容説明
奈良平城京の謎に迫る。時代MAPシリーズ第5弾。奈良の価値ある観光資源『歴史』の素晴らしさを教えてくれる本。
目次
奈良タイムトリップマップ(平城京)
いにしえの都平城京を歩く
大和を彷徨う「宮」混迷する権力争い―平城京成立以前(飛鳥の地を彷徨う天皇の覇権掌握と「平安」への道;平城京になり損ねた都、藤原京;藤原氏、政治の中枢へ ほか)
平城京 皇位争いと権力闘争の時代―平城京その光と影(平城京遷都;宮殿と役所;平城京の暮らしと町を読み解く ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おの
11
図書館本。本屋で探してなかったので見つけたときは驚き。前半は奈良時代と現代の地図を重ねて見られて◎。後半のコラムも藤原京時代から載ってて面白い。特に、藤原京は長安ではなく、その前の北魏の洛陽城や東魏の都城制を踏まえているの話がロマンだった!天智系と天武系の争いや藤原の系譜の話などとても面白い。2023/05/07
みにみに
5
平城京の地図の上に、現在の地図を重ねて、タイムトリップ♪ 当時の寺院の大きさにびっくり。ならまちは全部元興寺の敷地だわー。我が家も平城京のエリアの中なので、なんか興奮する!2014/10/07
瑠璃
4
今度、奈良に行く予定があるので、図書館でガイドブックでも借りようとした時に発見。現代の地図と重ねてあるので、当時の東大寺や興福寺、元興寺の大きさが実感を伴いますね(^-^)後半の解説も詳しいのですが、どうしても頭のなかで人物がこんがらがってしまいます(^^;2015/09/12
京橋ハナコ
4
去年の平城遷都1300年祭のために買った本。結局読み終える前に行ったので、行った後ほったらかしになっていた。地図や後ろの解説ページの写真、イラストなどは豊富で興味深い。この時代天智系VS天武系だけでなく、蘇我系の天皇(持統・元明・元正)と藤原氏との権力争いもあったという話もある。そこらへんにも触れて欲しかった。2011/06/20
NB
2
前半は、何分割かされたカラーの平城京の地図と現代地図の印刷されたトレーシングペーパーが重なった頁が続きます。学生時代の社会の資料集かのようで楽しい。条里の痕跡結構今に残ってるんですね。2015年読了現在、地図が少々古いのは仕方がないか。 後半はカラーページで読み物が続きます。20頁あるかないかで物足りないかなぁと思いきや、コラムがたくさん載っていて情報量も多く楽しめた。内容を時系列に並べたらもっと良かった気がする。2015/02/03




