内容説明
黒船の来航が、京の町を政局の渦中に巻き込んだ。龍馬が、西郷が、桂小五郎が、尊王、攘夷、倒幕と叫び、都大路を駆け抜けた。近藤が、土方が、沖田総司が、幕府、武士道、誠を信じて、京の町で戦い続けた。新時代への情熱と夢が溢れた、幕末京都。
目次
第1章 京都・幕末から維新へ(尊王攘夷の都、京都へ;将軍後継ぎで揺れる幕府と朝廷 ほか)
第2章 新選組の京都―軌跡と光芒(江戸から京へ、浪士隊が行く;壬生浪士組から新選組へ ほか)
第3章 志士たちの足跡―幕末京都人物列伝(土佐藩の勇士たち;長州藩の俊英たち ほか)
第4章 幕末に生きる京女たち(村岡局;梁川紅蘭 ほか)
第5章 京都幕末維新案内(木屋町通の維新の史跡を歩く;「幕末京都」見所案内 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YOS1968
4
写真は素晴らしい。もう少し文章を減らして、素晴らしい京都の写真を載せて欲しかった。2011/09/16
いくっち@読書リハビリ中
3
京都の光村推古書院から出ているこの本は寺田屋が表紙があまりにもきれいで手に取ってしまったが、写真集なのか歴史本なのかどちらかに重きを置いてほしかったのが正直なところ。「新選組と龍馬たち」というサブタイトルがついているが、龍馬情報はあまりない。新選組が半分を占めている。幕末京都マップも地図位置が示されていないのでわかりにくい。京都観光する人対象の本ではないということか。近衛家の老女だった村岡局や井伊直弼の情婦で女スパイだった村山たかなど幕末に生きる京女たちはとても興味深かった。 2013/03/14
チョビ
0
新選組の記述を期待していたが、全体的に目新しいところ話。写真は細切れで、まあまあと言ったところ。2011/10/05
HITO
0
大判写真がたくさん。これを持って京都を散策したら楽しかろう。新撰組と龍馬に特化。2018/03/03