内容説明
食卓を飾るというのでもないのにおなじテーブルを囲んだ幸せを記憶にとどめてくれるのは香の物。その香りのせいかそれとも、かけがえのない人が手塩にかけたからなのか―。漬物が運ぶものは、人のぬくもり。
目次
美と文化の保存食・京漬物
漬物の歴史
京野菜と漬物
四季と漬物
京料理と漬物
漬物 創作料理
京漬物 製造工程
岸田博士インタビュー
ラブレ乳酸菌漬物
京つけもの 西利
著者等紹介
宮野正喜[ミヤノマサキ]
京都市生まれ。立命館大学理工学部卒業。’78年より広告を中心とした写真活動をはじめる。撮影対象は商品、建築、人物などと幅広く、また雑誌などのエディトリアル分野でも、美術工芸品や伝統芸術の撮影を行う。日本写真家協会会員
石橋郁子[イシバシイクコ]
京都市生まれ。京都女子大学文学部国文学科卒業。コピーライターとして広告に携わり’79広告プロダクション・ウームプロジェクト設立。新聞や雑誌への執筆だけでなくシンポジウムやイベントのプロモートなど幅広く活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。