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出版社内容情報
そのモヤモヤ、哲学者ならこう考えます!
「人生に目的ってあるの?」「お金がほしいのはなぜ?」
「なぜ働かないといけないの?」「どうして家族に縛られる?」
「自分らしさっていいこと?」
現代人が抱える身近な悩みから、自由や愛など
生きていくうえで誰もが一度は苦悩する普遍的な命題まで。
ソクラテス、デカルト、ルソーにニーチェなど
歴代の哲学者34人の思考で読み解く1冊。
***
哲学とは人間のあがきの軌跡です。
歴史上の哲学者たちは、必死に悩みと向き合い、
様々な解を提示してきました。
それらの解は単にその時代の人たちに役立つだけでなく、
時代を超え、国や地域を超え、
どこでも当てはまる普遍性を備えています。
──監修者 小川仁志
***
2000年前から、悩みの本質は変わっていない?
哲学者たちの答えに、毎日がちょっと生きやすくなる!
【目次】
内容説明
古代ギリシアから現代まで、目からウロコの処方箋。恋愛、仕事、生き方…2000年前から、私たちはずっと同じことで悩んできた!?哲学者たちの答えに、毎日がちょっと生きやすくなる。
目次
1章 なぜ学び、なぜ生きる?人生の意味を哲学する 古代ギリシア 哲学のはじまりと人間探究の夜明け(なぜ文系の人でも数学を学ぶの?―ピュタゴラス;本当の自分ってなに?―ソクラテス ほか)
2章 「社会」ってなんのためにあるの? 中世から近世へ 神と秩序と人間社会(知らない人や物事をどうすれば信じられる?―アウグスティヌス;世の中の決まりごとってどうやってできるの?―トマス・アクィナス ほか)
3章 本当の「自由」ってなに? 啓蒙の時代 理性と個人が目を覚ますとき(お金持ちだけが得をしていない?―ジャン=ジャック・ルソー;好きなように生きられたら自由ってこと?―イマヌエル・カント ほか)
4章 なにを大切にして生きていく? 近代の終わり 新たな不安と無意識・言葉の哲学(お金がほしいのはどうして?―カール・マルクス;いい人生、つまらない人生ってあるの?―フリードリヒ・ニーチェ ほか)
5章 「正しさ」が1つではない世界で、私たちはどう生きるか? 現代哲学 多様性と対話の時代へ(どうして迷信にだまされちゃうの?―カール・ポパー;計画的に生きることなんてできるの?―ジャン=ポール・サルトル ほか)
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で課題解決のための新しい教育に取り組む傍ら、市民のための哲学として全国各地で「哲学カフェ」を開催、NHK・Eテレ『世界の哲学者に人生相談』、『ロッチと子羊』では指南役を務めたほか、ビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学、哲学プラクティス。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも発信中
大城信哉[オオシロシンヤ]
1959年生まれ。琉球大学非常勤講師。立教大学卒業、同大学院を経て学習院大学大学院人文科学研究科前期課程修了。専門は西洋宗教思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。