知的生きかた文庫 仕事ができる人 できない人

堀場 雅夫【著】

三笠書房（2012/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 237p／高さ 16cm
• 商品コード 9784837981183
• NDC分類 336.04
• Cコード C0130

出版社内容情報

１００万部超のベストセラーが文庫に！　堀場製作所の創業者が??仕事ができる人?≠ﾉ共通する「性格・能力・考え方」を解き明かす本。

かつてない歴史的激変の時代、生き残っていく人とは――

・こんな性格の人
・この努力をする人
・こんな習慣がある人
・こんな発言をする人
・こんな「物の見方」をする人……

ベンチャービジネスの鏡ともいえる企業をつくりあげた名経営者が、
どの会社にもいるビジネスマン、約９０タイプを徹底的に判断・評価！
読めば必ずどれかのタイプにあてはまり、自分の知らなかった「強み」や「弱み」が見えてくる！

【著者紹介】
堀場製作所最高顧問

内容説明

“結果が出る努力”と“ムダな努力”、その線引きはどこにあるのか。

目次

１章　こんな性格の人
２章　この能力がある人
３章　この努力をする人
４章　こんな習慣がある人
５章　こんな発言をする人
６章　こんな態度の人
７章　こんな「物の見方」をする人
８章　こんな価値観の人

著者等紹介

堀場雅夫［ホリバマサオ］
１９２４年京都市生まれ。４５年、京都帝国大学理学部在学中に堀場無線研究所を創業。５３年、堀場製作所を設立する。社員に博士号の取得を推奨し、自身も医学博士号を取得。全社一丸となって、ベンチャービジネスのモデルともいえる企業をつくりあげた。以後、分析機器のトップメーカーとして業界をリードしている。７８年に会長、２００５年に最高顧問に就任。また、２００６年には、分析化学の世界で最も権威ある「ピッツコン・ヘリテージ・アワード」を米国人以外で初めて受賞し、二七人目の殿堂入りを果たした（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒロユキ]

「仕事に没頭し楽しんでやることが大事」だという考えはいいですね。そのためには「楽しんでやろう」という姿勢が大事で、なおかつ仕事だけではなく、日々の細々としたことに対しても「楽しみ」を見つけられるようになれれば、もっと人生が豊かになるのではないでしょうか。

2012/07/09

[江口 浩平＠教育委員会]

【仕事論】ベンチャービジネスのモデルと呼ばれる堀場製作所の最高顧問である、堀場雅夫氏の仕事論。①自分の意見をもたず、相手に合わせる八方美人ではなく、確固たる自分の意見と哲学を持った上で相手の意見や哲学を認める人望家を目指すこと。→自分が正しいと言うのではなく、「自分はこういう考え方をする」ということを示す。②15分以上考えて思いつかなかったら、名案が出ることはまずあり得ない。直感で判断をくだすから、決断が早くなる。③鶏口となるも牛後となるなかれ。どんな小さな分野でもいい、一番を目指せ。

2016/01/05

[Belforma]

仕事に対する心構えが学べ、勉強になった。

2013/04/12

[Ryosuke Sato]

「打つ前に響く人間になれ！」には全く同感。「上司の顔色を伺う」、「周囲の空気を読む」のも仕事をスムーズに進めるためには至極当然のこと。「仕事は結果が全て」、「プロセスを評価してほしいというのはアマチュア」にも共感できます。ちなみにカッコ書きの部分は全て私の受け止めですのであしからず。本文に同じ記述があったかは忘れました。

2012/06/09

[東雲時雨]

著者が主張したいことに頷ける部分はあるものの、文章というか表現に「我」が強く出過ぎていて読む人によっては反面教師的に捉えてしまうようなしまうのでは？とも思う。ちなみに表紙の『「答え」は１５分で出る！』については本文中で触れられていなかった気がする...

2012/05/24