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内容説明
なぜ空前の世界大戦が二度にわたって勃発したのか?そしてその勝敗を分けたものは何か?経済的対立、思想的対立がエスカレートする中で、国際社会はどのように動き、そして現在につながっているのか?―再編される世界地図を鮮やかに描く。
目次
第1章 アジアはなぜ植民地にされたのか?
第2章 イタリア・ドイツ、統一国家への道
第3章 帝国主義列強は世界をどう分割したか?
第4章 日清・日露戦争とアジアの民族運動
第5章 第一次世界大戦の攻防とロシア革命
第6章 第一次世界大戦後の世界地図は?
第7章 一九三〇年代の世界恐慌、そしてファシズムの台頭へ!
第8章 第二次世界大戦と崩壊する植民地体制
第9章 冷戦構造―米ソ対立が世界をこう変えた!
第10章 激動する現代世界のゆくえ
エピローグ 人類の歩みと地球の歴史
著者等紹介
綿引弘[ワタヒキヒロシ]
1936年、東京都生まれ。東京教育大学文学部史学科卒。桐朋中・高校教諭、日本私学教育研究所専任研究員を経て和光大学教授を務めた。NHK高校講座世界史を12年間担当、話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
90
パクス・ブリタニカの最盛期~没落していく時代が本書の取りあげる時代と重なる。強大な武力を有する西欧列強がアジア・アフリカ等に植民地支配をおこなって自国の利益を確保する時代である。表向き貿易会社という名目(もちろんダミー会社でほとんど国有である)に資本経済・市場の自由化を盾とし、裏では武力によって産業・軍事技術的に未熟な国々を飲み込んでいく—— 自国の製品を売りつけ、逆に相手も品物を受け付けないという身勝手な、いわば重商主義と呼ばれる時代だった。そして支配地域が不足すると、列強同士が衝突しあったのだった。2016/05/27
はせこー
3
歴史って面白い! 勉強になる! もっと世界の歴史について学びたいな2013/02/05
橋本 千春
1
近現代史の巻。今の生活だったり、ニュースで見聞きすることだったりに直接繋がる事件や出来事を振り返ることが出来て非常に面白かった。2014/07/05
新やまやん
0
人類の歴史は、自然破壊の歴史。 納得です。2018/02/10
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