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内容説明
「伝わる文章」を書くための原理・原則、表現に迷ったとき…スラスラ書けるヒント、発想力・着想力がみるみる豊かになる効果的トレーニング法、読みやすさ10倍アップ!たったこれだけ「視覚のマジック」―この1冊で身につく、一生モノの「文章力の基本」。
目次
第1章 文章の幹を明らかにする
第2章 明瞭に書く
第3章 簡潔に書く
第4章 的確に書く
第5章 分かりやすく構成する
第6章 視覚的な効果を考える
第7章 パソコンを「考える道具」として使う
第8章 書く喜びを自分のものにする
著者等紹介
阿部紘久[アベヒロヒサ]
1967年東京大学卒。帝人(株)で宣伝企画、国際事業企画、経営企画に携わり、その間にタイ、韓国、イタリアに計10年駐在。繊維国際部長などを務めた後、米国系企業のCEOに転じた。現在は文筆活動のかたわら、企業や昭和女子大学のライティング・サポート・センターで文章指導を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
5
良書です。あとがきに書かれていますが、類書は、小説家、学者、ジャーナリストによるものが多いです。そういうものは高尚に過ぎて、一般人の実用には即用できにくい面もありましょう。その点で、本書はビジネスの場で即用することのできる内容ばかりです。一つを例示すると、古来からの和漢の名文を模した書き方よりも「英語の文章構成を模した方が率直で分かりやすい」という点です。あらゆる面で欧米的思考法がスタンダードとなった現代では、文章も英文を模した方が合理的なのでしょう。また、私も実践している「心のノート」にも賛同致します。2015/05/05
しん
3
文章力をつけるには、良い文章を読むことと、実際に書いてみることだと思っている。はっきりした文法みたいな規則は無いのが日本語なのだろうけど、原則的なことは知っておきたかった。この本にはそういうことも書かれているし、文章を書くことの楽しみについても書かれている。一番大事なのは、読む人のことを考えて書くということだと思う。2011/02/19