知的生きかた文庫 一生、「薬がいらない体」のつくり方

岡本 裕【著】

三笠書房（2010/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 235p／高さ 16cm
• 商品コード 9784837978800
• NDC分類 498.3
• Cコード C0177

内容説明

９割の薬は「飲んではいけない」。できる医者ほど「薬を使わない」。

目次

１章　「薬がいらない体」だから元気で長生きできる！（これからは「薬がいらない体」が絶対必要！；「元気で長生きする確率」を格段に高める法　ほか）
２章　今日から始める「薬がいらない体」のつくり方（一日も早く、体を「自然な状態」に戻してあげよう；「体をよく動かすガン患者さん」ほど治りが早い　ほか）
３章　実践！「医者に頼らない生活」の始め方（「では、実際にどうやって薬をやめたらいいのか」；第四の道―「自分の身を自分でキッチリ守る」コツ　ほか）
４章　医者いらず―「９割の病気」を自分で治す法（「元気なお年寄り」「元気のないお年寄り」一番の違い；「健康の常識力」を高めよう　ほか）
５章　病院に行く前に「これだけ」は知っておく！（まず「自分の体の声」に耳を傾けてみよう；患者だけが知らない「医療界の怖い話」　ほか）

著者等紹介

岡本裕［オカモトユタカ］
１９５７年大阪市生まれ。「ｅ‐クリニック」医師、医学博士。大阪大学医学部、同大学院卒業。大学病院、市中病院、大阪大学細胞工学センター（現、大阪大学大学院生命機能研究科）にて主に悪性腫瘍（ガン）の臨床、研究に携わった後、従来の医療・医学の考え方と手法に限界を感じて臨床医を辞める。１９９５年、阪神淡路大震災を一つのきっかけに「２１世紀の医療・医学を考える会」を仲間とともに発足させ、２００１年には、本音で答えるウェブサイト「ｅ‐クリニック」をスタート（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[へロム]

もっと早くにこの本に出会いたかった。この2～3年は健康に気を付けて、毎日体重計に乗り、健康に良いものを摂取し、簡単な運動をしたりしています。そのきっかけになったのは皮肉にも保険会社に勤めてた時に献血で社会に貢献しようということをやっていたので参加し、その時採取された血が、使えないと言われたことです。それから生活習慣を変えて、3年で体重も約１０kg減り、体年齢も47才と10才も若くなりました。そして気がついたら、以前はしょっちゅうかぜ薬に頼っていましたがその必要も無くなりました。

2016/07/12

[Aya Murakami]

母が広島で購入して、自分にも勧められた本。 薬も一歩間違えたら毒薬ですからね…。医者がむやみに薬を進める理由…。国民健康保険が理由なのですよね…。なぜか最初のほうで作者さんはネタ明ししようとしなかったのですが…。抗生物質が腸内環境を荒らすというのはナルホドと思いました。 ただ…、病気を悲劇と喜劇に分けるのは頂けなかった…。ステレオタイプで人を区別して、苦しむ患者の心に寄り添おうとしない態度が目に浮かびます…。

2018/09/06

[Shinchan]

「薬と毒」は両刃の剣、出来るだけ薬のお世話にならないように心掛けよう (*^^*)

2016/08/02

[かず]

なぜこの本をとったかというと、仕事でバラに接しているからです。交雑して生まれた園芸種は消毒に施肥と手をかけなければ育ちませんが、対して野生種はそんなことをしたら枯れてしまいます。自分でいいように調整して生きているのです。「では人間は？」と考えていたときに出会ったのがこの本でした。著者は阪大出のエリート医師ですが、薬漬け医療に疑問を持ち、臨床の場から身を引いた方です。いや、引かざるを得ないところに追い込まれたのでしょう。兎角、正論を言う人は嫌われます。世の中綺麗ごとだけでは済まないのですが、真実は一つです。

2015/12/21

[不二子]

昼間は体を動かす。腹式呼吸を３０回。２分間爪の間を揉む。温冷浴。食べ過ぎない。ストレッチなどをして、生活習慣を見直して薬なしで暮らそうという主旨。薬の副作用で死亡する人口の多さも指摘。また抗生物質を飲むと、腸内に生息する微生物が死んでしまい、腸内環境が荒らされて、挙句の果てに抗生物質では効かない菌がどんどん増えるらしい。医学博士が言うんだから、きっと本当なんだろう。

2016/12/30