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内容説明
「こだまの妖精・エコー」「大天使・ガブリエル」「人魚姫・マーメイド」…妖精・天使の話は「眠れないほど面白い」だけではない。ちょっと深読みすると、それらを創造した民族、時代の欲望・願望・絶望といった深層心理が見えてくる。楽しみながら「人間心理のウラのウラ」が読める本。
目次
1章 一度読んだら忘れられない「ギリシャ神話」の精霊―エコーから、ミノタウロス、ペガサスまで(ダフネ―オリンピックの勝者はなぜ「月桂樹の冠」をかぶる?;エコー―声しか聞こえない「こだま」、じつはニンフだった ほか)
2章 本当は怖い「悪魔伝説」の妖精―マーメイドから、サラマンダー、ユニコーンまで(ピクシー―「幼くして死んでしまった子ども」の生まれ変わり;マーメイド―なぜ「スターバックスのロゴマーク」になった? ほか)3章 人に話したくなる「北ヨーロッパ」の巨人・小人―ブラウニーから、ヴァルキューレ、トロールまで(ブラウニー―人に富をもたらす「茶色の小人」;レプラホーン―「国を挙げて愛されている」アイルランドの妖精 ほか)
4章 朝まで眠れなくなる「聖書」の天使―ミカエルから、ガブリエル、サタンまで(ミカエル―神の「もっとも偉大な天使」;ガブリエル―聖母に「受胎告知」をした天使 ほか)
著者等紹介
岸本明子[キシモトアキコ]
1971年、東京都生まれ。明治学院大学社会学部卒業後、都内私立女子高校にて倫理の講師を務める。退職後、著作業、翻訳業に従事。ファンタジーズキャラクター(妖精・精霊・モンスター・神々・天使・悪魔)を研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。