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内容説明
歴史を知る上で、こんな「新しい視点」があった!日本全図、市街地図、屋敷見取り図、陣形図…本書ではあらゆる「地図」資料を軸に展開、歴史を動かした「重大事件」に迫った。「邪馬台国」「大化の改新」から、「関ヶ原の戦い」「太平洋戦争」まで眺めるだけで「流れ」がわかる!従来の「歴史本」からは見えてこない、新情報も満載。
目次
1章 原始・古代―この「国のカタチ」の不思議(日本人のルーツ―日本人は“混血”人種だった!?;邪馬台国―謎の邪馬台国を地図で推定する ほか)
2章 中世―日本全土の「国盗り」物語を地図で読む(木曾義仲の挙兵―権勢を振るっていた平氏の「転落」の引き金;壇の浦の戦い―午前は優勢だった平氏が、午後に劣勢になったのはなぜ? ほか)
3章 近世―歴史の大舞台をつくり上げた「小さな異変」(キリスト教の伝来―最初の布教地の点と線;桶狭間の戦い―信長・天下統一への第一歩となった「奇襲作戦」の陣形は? ほか)
4章 近代―地図で読む、日本近代国家への「変貌の道」(ペリー来航―浦賀だけでなく、「江戸城近く」まで迫った黒船!;桜田門外の変―18人の藩士が井伊直弼側60人の行列を襲撃した現場 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鍵ちゃん
36
日本人のルーツから原爆投下まで、日本における事件や戦を解説文とそれにまつわる地図がわずか200ページ強にまとめてある。そのため詳しくないが簡潔に述べられている。また、それにまつわる地図や戦の移動経路や作戦まで載っているのでわかりやすい。気付いた事に、昔の人は馬か人力しかないのに日本各地をよく移動できた事に感心した。それと明治から昭和初期までね事件が毎年のように起こっているのは激怒の時代を表しているなと感じた。この一冊で歴史が簡単にわかる気がする。2024/04/18
あいばーそん
15
図解が書いてあって、かなりわかりやすい(*^^*)歴史の勉強になった♪2013/09/29
野の花
11
地図があるので歴史的事件の内容が、頭に入りやすい。目次を見ながら流れを把握できるのもいいかな。近隣国との戦いも改めて知った。2018/03/20
オリーブ
10
日本人のルーツから始まって原爆投下までの日本の歴史を地図に沿って1冊の本220ページでまとめたもの。右ページが解説で左ページがその地図。つまり100ページちょっとでほぼ2000年くらいを辿っているわけで、全てを網羅するには無理があるようで色々と割愛されてしまっているのがちょっぴり残念。日本史が苦手な人には分かりにくいんじゃないかとも思うが、学校の歴史の教科書ってこんな感じだったな。2017/02/13
heslkst
8
もう少し事件にページを割いて欲しかった感はあるが、面白かった2016/07/09