知的生きかた文庫
一番大切なことがわかる「世界史」の本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 377p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784837977285
  • NDC分類 209
  • Cコード C0122

内容説明

国の興亡、文明の盛衰を深く、わかりやすく解説、《串団子方式》で頭にすぐ入る、流れがわかる。

目次

第1編 四つの文明圏の形成と展開(先史時代と四大文明の発祥;ヨーロッパ世界;東アジア世界;インドと東南アジア世界;西アジア・アフリカ世界)
第2編 一体化する世界(近世の三大改革;絶対王政の時代;二重革命(市民革命 産業革命)の時代
後発諸国の台頭
アジアの植民地化
帝国主義と世界分割
第一次世界大戦とロシア革命
二つの大戦に挟まれた民族運動
ファシズムの台頭と第二次世界大戦
激動の現代世界
地球の危機と人類の課題)

著者等紹介

綿引弘[ワタヒキヒロシ]
1936年、東京都生まれ。東京教育大学文学部史学科卒。桐朋中・高校教諭、日本私学教育研究所専任研究員を経て和光大学教授(2006年3月定年退職)。NHK高校講座世界史を十二年間担当、話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAKAPO

33
日本は、倭の時代からずっと日本だったけど、ヨーロッパは、イスラム勢力が侵攻してきたり、取り戻した後も、その中で度重なる勢力争いがあったりして、歴史の流れは一筋縄ではなかったんですね。王室も、日本のように一つの血統ではなくて、日本の皇子が武士の娘を妻に迎えたように、王子が他国のお姫様をお妃に迎えることもあったみたいですし、独裁者に翻弄されることも。勢力争いは、アジアやアフリカ、アメリカへと拡大し、貴重な文明が滅ぼされ、多くの原住民が苦しむ結果になります。侵略の歴史は、現代においても暗い影を落としています。2021/02/13

James Hayashi

29
世界史を勉強しているので簡易に整理させており分かりやすいが、世界史をとっていない人には分かりづらいかもしれない。直接書かれていないが、読んでいてアメリカがいかに白人至上主義であり悪い意味での帝国であるか感じ取れる。フィリピンしかり、キューバしかり。2019/05/26

あまみ

12
目次が大見出の中に小見出しがあり、空いた時間に読むのに良い。 文章も読みやすかった。2023/10/19

Hyos(元jpn1024)

7
かつてNHK高校講座世界史を担当していた著者による世界史の本. 人類の文化は農耕から始まったと言える. そして文化・文明の発展は自然に対する姿勢を受け身から能動的な方へと転換することとも言える. 遊牧民の台頭などもその例であると言える. 現在でこそ人間の絶対数が多いために人間による自然破壊が目に付くが,しかし,この流れは(人間の数が少なく破壊の程度も今ほど急ではない)古代から確かにあったということを再認識できた. 歴史を鑑みるに,人間は意識的に活動を自制しなければ自然破壊は進んでしまうのだと思った.2017/12/18

かず

4
民族、宗教、資本主義と社会主義、封建主義と民主主義、さまざまな理由で、反乱や戦争がおき、侵略する国、される国にわかれる。結局今までの世界の歴史は、強いものが弱いものから略奪を繰り返してきたということだろう。そして意に沿わない民族がいれば虐殺するという歴史をくりかえしてきた。いじめがなくならないのと同じ。ごく身近ないじめという問題を解決する方法がみつかれば、このサイクルから抜け出せるかもしれない。2015/03/20

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