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内容説明
薬はあなたの症状や病気を治すために必要なものです。しかし、一方で「のみ方」を間違えると思わぬ副作用が起きたりします。「古い知識」や「正しいという思い込み」でのんだり、「のむ量」や「のむ回数」を間違えただけで、効かなかったり、効きすぎたり、思いもよらない症状が出たり…といった困った現象が起こるのです。本書は症状別に、数ある薬の中からよく処方されるもの、薬局やドラッグストアで簡単に手に入る市販薬を選び、その正しいのみ方や注意点をまとめました。医師から処方された薬、薬箱にある常備薬をチェックし、症状を早く好転させ、病気を治すことにつなげてください。
目次
1章 いま、薬をのんでいる人へ、薬をのみたくない人へ―あなたが考えている以上に薬には「リスク」がある!(その薬、のむべきか、のまなくていいか;薬のリスク ほか)
2章 絶対確認! この「副作用」は知らなければいけない―特に注意しなければならない人(「副作用」はこうして起こる;「副作用」に特に注意しなければならない人)
3章 のみ続けなければいけない薬、やめてもいい薬―「市販薬」「病院でもらった薬」「常備薬」の必須常識(風邪薬―病院でもらった薬と市販薬を一緒にのんではいけない;高血圧症薬―「長期間のみ続ける薬」だからこそ知っておくべきこと ほか)
4章 「薬のリスク」を未然に防ぐために―狙い通りに「効き目」を得る方法(「セルフメディケーション」時代の薬の活かし方;「内服薬」のリスクを防ぐには ほか)
著者等紹介
稲津教久[イナズノリヒサ]
帝京平成看護短期大学教授。薬剤師・薬学博士。1952年東京生まれ。東京薬科大学薬学部薬学科卒。同大学大学院博士課程修了(薬理学専攻)。同大学薬学部助手を経て、スイス・ベルン大学へ留学。米国生殖生理学会評議員、日本薬理学会評議員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。