- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 雑学文庫
- > 三笠 知的生き方文庫
内容説明
気がきく、気がつく、気が回る、あるいは如才ない―これらはいずれも、いい仕事をするうえで一番大切な資質である。私の回りを見ても気がきく人間、気のつく人間というのは、例外なく結果を残している。本書は、私が実際に出会った「気がつく人」の典型例、その逆に「なぜこんなことに気がつかないのか」と驚かされたことをまとめたものである。「気がきく人」と「気がきかない人」の差はどういうところに、どんな形で出るかをしっかりと学んでほしい。
目次
他人事ではすまされない「そんなバカな!」こと
何が不足で“一流”に手が届かないのか!
これが「気がきく人」の頭の使い方だ!
トラブル、クレームを一挙に解決する「気がきいた」やり方
「できる人」ほど大胆にして細心、「ダメな人」ほど小心にして大雑把!
“付加価値”づくりに、特別な工夫は要らない
“鬼”をこの気迫で動かす
その「目」はどこについているのか、何を見ているのか
この問題意識があればまさに“鬼に金棒”
シンプルに“自問自答”せよ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
963papa 改め 大丈夫
6
20年以上前に書かれた本。確かに、やや古く感じるエピソードもあるが、総じて納得させられる内容が多い。今時の若者にも刺さるのだろうか?【仕事ができる人。言われたことを確実にクリアするだけでなく、そこからさらに仕事を発展させ、大きな業績をあげられる人/「やるべきことをやる」とは、やるべきことに細心の注意を払い、そうでないことは大胆に排除できる。繊細さは、後天的な努力で磨ける/立場を変えて考える/マニュアル人間、考える力を失って状況判断ができない。自主性、主体性が無い/自分で考える。】2024/11/06
FBN
0
1996.05.102006/01/01
Shirotora
0
会社や教育の現場では、潜在的なマニュアル的指導があるように思えるこの頃。考えればできるはずなのに、指示通りにやらなければ上から芽を摘まれてしまうといった感覚で、自由に動けないまま仕事をしている人は私だけでなく、社会に多く存在するのではないかと感じた。焦りばかりで頭がいっぱい、気がきかない自分のために読んだ一冊でしたが、求めていた以上に自分の改善点が見つかり、とてもためになりました。2013/06/19