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内容説明
バロック、古典派ってどんな音楽?ジャズの名曲・名盤は?など、音楽の教養が身につく事典。
目次
1 クラシック音楽(中世・ルネサンスの音楽;バロックの音楽;古典派の音楽 ほか)
2 ポピュラー音楽(ジャズ;ロック;世界のポピュラー音楽;日本のポピュラー音楽)
3 世界の民族音楽(ラテン・アメリカの音楽;アジアの音楽;アフリカの音楽)
4 知っておきたい日本の伝統音楽(邦楽の世界)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
90
古今東西の音楽について手っ取り早く知りたい時に重宝する1冊。クラシック~ロック、メタル、レゲエなど時代を追って紹介していたり、国や地域よって民族音楽や、それぞれの音楽がどのような過程に基づいて誕生・変化していったかを説明している。例えばジャズにおいてもモダン・ジャズやスイング、ハード・バップ、フュージョン等がどのように誕生したのか、その音楽性に対する評価など、音楽に対する豆知識が豊富に詰まった本書であり、いまさら人には聞けない事柄ついて丁寧にわかりやすく解説されていて、手許に置いておきたい本である。2016/05/17
さつき
2
今までこの本の存在を知らなかった事が本当に悔やまれる。もっと若い頃に読んでいたら、きっと全然違う世界に居たんだろうな。読んでいるととにかく曲が聴きたくなる本。2013/02/01
キリ
1
ほぼ音楽のすべての成り立ちを網羅した本。クラシックやロックの流れがよく整理されている。音楽関係に生きている人も自分のジャンル外のことを知る切っ掛けになるんじゃないかなあ。2015/04/04
こらぴし
1
大きく「クラシック音楽」「ポピュラー音楽」「世界の民族音楽」「知っておきたい日本の伝統音楽」に分け、音楽の歴史と特徴について解説している。 クラシックの歴史的展開とジャズのそれが、相似形になっているところが興味深い。 読んでいて意外な人物の名前が出て来た。 「源博雅」夢枕獏の陰陽師シリーズに、安部晴明の友人として登場し、事件解決の力添えをする役回りだが、実際の博雅は雅楽の作曲なども行ったようだ。2008/12/20
みっく
1
これ結構あなどれない本。特に邦楽の部分はかなりスマートに概要が示してあって、概して表現が奥ゆかしく声楽、器楽の発展の流れが掴みにくいものが多い(あくまで自分にとってはですが)日本音楽史の出版物の中では、もっとも平易で理解しやすいのではないでしょうか。。高校時代日音史を勉強した時相当お世話になりました。2011/12/19