ちくま文庫<br> 古代から来た未来人 折口信夫 (増補新版)

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ちくま文庫
古代から来た未来人 折口信夫 (増補新版)

  • 中沢 新一【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480440297
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0139

出版社内容情報

古代を実感することを通して、日本人の心の奥底を開示した稀有な思想家・折口信夫。若い頃から彼の文章に惹かれてきた著者が、その未来的な思想を鮮やかに描き出す。「自分が読み続けてきた折口信夫の学問をまるごとつかみとり、その中から二十一世紀の日本人の思想として生き続けるにちがいないと思われる、彼の思想のエッセンスを取り出す」(本文より)。あらたに2編を増補し文庫化。解説 持田叙子


【目次】

序文 奇跡のような学問 



第一章 「古代人」の心を知る 

「いま」を生きられない人/「古代」の広がりと深さ/文字の奥を見通す眼/姿を変化する「タマ」/精霊ふゆる「ふゆ」/文学も宗教も突き抜けた思考



第二章 「まれびと」の発見 

折口と柳田──「神」をめぐる視点/「まれびと」論の原点/「南洋」へのノスタルジー/「あの世=生命の根源」への憧れ



第三章 芸能史という宝物庫 

芸能史を再構成した二人/芸能者への奇妙な共感/苛酷な旅からつかんだもの/芸能とは「不穏」なものである/不穏だからこそ「芸能」を愛す



〈コラム〉 大阪人折口信夫 



第四章 未来で待つ人 

とびきりの新しさ/死霊は踊る/「あの世」への扉が開かれるとき/高野山と二上山とを結ぶ線/「日本」を超え「人類」を見る眼



第五章 大いなる転回 

キリスト教との対話/未成立の宗教/「神道の宗教化」という主題/超宗教としての神道へ



第六章 心の未来のための設計図 

神道の新しい方向/ムスビの神/三位一体の構造/折口のヴィジョン



ムスビの神による人類教 



天竜川という宝庫 



折口信夫 略年譜



解説 いつも心に折口信夫 持田叙子

内容説明

古代を実感することを通して、日本人の心の奥底を開示した稀有な思想家・折口信夫。若い頃から彼の文章に惹かれてきた著者が、その未来的な思想を鮮やかに描き出す。「自分が読み続けてきた折口信夫の学問をまるごとつかみとり、その中から二十一世紀の日本人の思想として生き続けるにちがいないと思われる、彼の思想のエッセンスを取り出す」。あらたに2編を増補し文庫化。

目次

第一章 「古代人」の心を知る
第二章 「まれびと」の発見
第三章 芸能史という宝物庫
第四章 未来で待つ人
第五章 大いなる転回
第六章 心の未来のための設計図

著者等紹介

中沢新一[ナカザワシンイチ]
1950年山梨県生まれ。思想家・人類学者。沖縄・奄美諸島の調査を経て、インド・ネパールでチベット仏教を学ぶ。帰国後、人類の思考全般を視野に入れた新しい知のあり方を提唱し、人類学のみならず、歴史、哲学、民俗学、経済学、自然科学などの分野にまたがる広汎な研究に従事する。中央大学教授、多摩美術大学芸術人類学研究所所長、明治大学野生の科学研究所所長などを歴任。現在は京都大学人と社会の未来研究院特任教授、秋田公立美術大学客員教授を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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miel

20
著者による神道学者・折口信夫のファンブック、と言ってしまっても許されるような気がする。個人的には、最終書の「天竜川という宝庫」これが読みたくて購入したので、大変満足な読後。諏訪信仰の古代神ミシャグジ様、出雲からきた新しい文化以前の土着信仰が、なぜか東京武蔵野一帯に現在も浸透していること、古代史らしいロマンだらけの展開がとても好みだった。結びの一言「グローバリズムの進行する世界で独自の立ち位置を持ち続けていくためには、折口信夫の神道改革論を読む必要がある」これに尽きるんだろうなと実感する。2026/03/25

紫羊

20
私の周りでは中沢新一に対して理不尽な(と、私は思う)拒絶反応を示す人が多い。何がダメなのか、何となく分かる。私はそのダメなところが好き。この文庫版には「ムスビの神による人類教」と「天竜川という宝庫」という贅沢なおまけが付いている。諏訪信仰のことが俄然知りたくなった。2026/01/17

駿河

7
折口信夫の本をまだ読んだことがない状態でこれを読むのは違うかもしれないけど、気になって手に取った。「古代」を見通す眼を持った、折口信夫。人が暮らす空間の外からやってくる「まれびと」の存在が、古い民俗儀式や芸能のなかに残っているのが、卓越した「類化性能」によって感じられる、ということらしい。5章、6章の神道を宗教化する話から三位一体のムスビの神のあたりは本当にわからないな、と思って読んだが、最後の諏訪神社信仰圏を中心とした「ミシャグジ」神から感じ取られる「古層」の話はとても興味深かった。2026/02/14

鴨長石

7
一見するとまるで違っているように見えるもののあいだに類似性や共通性を発見する類化性能(=アナロジー)が人類の心を生み出した。中沢新一によると、折口信夫は「神道の宗教化」を目指したのだという。キリスト教の父・子・聖霊の三位一体においては聖霊の内部構造が見えなくなっているのに対し、神道では物質・生命・魂の結びつきが「ムスビの神」として、国民の幸福の実現に役立つ、実用的な思考の道具になるということだ。それが正しいのかどうかは保留したいが、一つの視点として記憶しておきたい。(続く)2026/01/30

でろり~ん

3
とっても興味深く読めた一冊でした。翁、諏訪神社周辺のことについては既読の本と通じるところなので、記憶をたどって懐かしさへ感じる満足感がありましたが、三位一体とか経済理念との関係性はよく分かりませんでした。折口信夫ねえ。ふしぎな佇まいの人ですよねえ。この本のタイトルは抜群ですね。2026/01/22

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