内容説明
２０代で学級経営がうまくいったのは、若いというだけで子供が慕ってくれたビギナーズラック。無意味なルールに疑いの目を向けよ！個別対応に埋没するな！予想外を楽しめ！真の実力が問われる３０代以降の学級経営の核を持て！
目次
第０章 若手教師を卒業したら向き合いたい学級経営にかかわる５つの問い（何のために学級経営をしているのか？；「自立する」とはどういうことなのか？ ほか）
第１章 子ども対応ＯＶＥＲ３５（価値観を子どもに押しつけるな！でも、確固たる判断基準はもて！；「優しい」と「甘い」の違いを認識せよ！ ほか）
第２章 生活指導ＯＶＥＲ３５（大事なことの「後出し」をするな！；「掃除はつまらないものだ」と心得よ！ ほか）
第３章 授業づくりＯＶＥＲ３５（「授業は学級経営の根幹」と心に刻め！；無意味なルールに疑いの目を向けよ！ ほか）
第４章 保護者対応ＯＶＥＲ３５（気になる保護者のことで頭を一杯にするな！；「子どもファースト」を普遍の価値観と思うな！ ほか）
著者等紹介
加固希支男［カコキシオ］
１９７８年生まれ。立教大学経済学部経済学科を卒業し、２００７年まで一般企業での勤務を経験。２００８年より杉並区立堀之内小学校教諭、墨田区立第一寺島小学校教諭を経て、２０１３年より東京学芸大学附属小金井小学校教諭。日本数学教育学会算数教育編集部幹事。２０１２年に所属する「志の算数教育研究会」の共同研究が第６１回読売教育賞最優秀賞（算数・数学教育）を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エース
0
何のために学級経営しているのか、この問いにすぐに答えることができなかった。自分の軸となる部分が定まっていないことに気付かされた。一番は子どもを育てるためであると思うが、それでもまだ具体的ではない。軸となる部分が定まっていないと、指導に一貫性がなくなる。どんな子供に育てたいのかを今一度じっくり考えたい。本書の中では生活指導・子ども対応で学ぶことが多くあった。目的意識や相手意識の大切さは子供にしっかり伝えるようにしたい。2020/08/09
あきのり
0
36歳になり、over35という言葉に惹かれて購入。これまで意識してやってきたことも書いてあり少し自信をもてたり、これから使っていこうと思えたりすることに出会えました。自分の長いのキーワードは、自立と相手意識。コロナでこんな状況なだけにこの二つを伸ばしたい。2020/05/19
