出版社内容情報
古典ロマンシリーズ30万部突破!
平家の栄華、そして没落までを鮮やかに描く
超ド級・栄枯盛衰エンタメ物語!
ラフカディオ・ハーンの『怪談』に登場する、
あの盲目の琵琶法師「耳なし芳一」が案内役!
面白く、わかりやすく紹介していきます!
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」
この超有名な一文から始まる「平家物語」。
そこには、熾烈な権力闘争あり、渦巻く権謀術数あり。
哀しい恋の物語も、イケメン貴公子のBLネタも……。
運命のままに滅びゆく人々の壮絶な「生きざま」「死にざま」が
ここに詰まっているのです。
板野博行
知ればもっと楽しめる!
◇『平家物語』の作者って誰?
◇「平氏のご先祖」は平安京を開いた桓武天皇
◇壇ノ浦に散ったのは平氏の中の「平家一門」
◇「平家にあらずんば人にあらず」って誰のセリフ?
◇なぜ感動的?「敦盛最期」「那須与一」
内容説明
「平氏」と「平家」って、違うの?『平家物語』の作者って、誰?盲目の琵琶法師で、『平家物語』の弾き語りが得意だった「耳なし芳一」がこの最高のエンタメ文学をおもしろく、わかりやすく、楽しく紹介していきます!
目次
1章 そもそも「平家」って、どういう人たち?―「盛者必衰の理」を体現した人たちの秘密
2章 こうして平家は「御所の番犬」からのし上がった!―政治的センスと胆力が抜群だった忠盛&清盛
3章 その栄華は、まさに「春の夜の夢」のごとし―運命のままに滅んでいった清盛の子供・孫たち
4章 源氏の武士たちもまた「風の前の塵」に同じ?―義仲、義経、頼朝 弓矢を取る者の哀しさ
5章 脇役とは思えない「海千山千」の食わせ者たち―「袈裟」に身を包んで、謀略&暗躍!
6章 戦いの中の「悲恋物語」―儚いからこそ、永遠に美しい二人
著者等紹介
板野博行[イタノヒロユキ]
岡山朝日高校、京都大学文学部国語学国文学科卒。ハードなサラリーマン生活から、予備校講師に転身。カリスマ講師として、全国の生徒に向けての講義や参考書を執筆。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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