出版社内容情報
「しきたり」や「年中行事」に込められた
先人からのメッセージ。
私たちの家には今でも「お正月には鏡餅」があり、
「土用の丑の日」になると、スーパーには「うなぎ」が並ぶ。
「言い伝え」や「しきたり」のなかには、
現代から見ても「なるほど」と納得できるものと、
どう見ても「迷信」としか思えないものがある。
それでも今日まで言い伝えられてきたのには
いったいどんな理由があるのだろうか。
「身近な人の健康や長寿」「恐ろしい災厄への戒め」……
この奥深くて面白い「しきたり」の世界へ
踏み出してみよう。
◎「門松」……「正月飾り」だけど飾りではない?
◎「夏祭りに神輿(みこし)」……荒々しくかつぐワケ
◎「冬至にカボチャ」……「黄色い食べ物」に先人たちが託したもの
◎「宵越しの茶」……ペットボトルの現代なら
◎「夜の爪切り」……爪には「何か」が宿っている!?
内容説明
年中行事、厄払い、縁起かつぎ…。そもそも…、いったい?なぜなら…、なるほど!こころ豊かに生きる77の知恵。
目次
1章 家族と家にまつわる「言い伝え」の真実(「還暦に赤いちゃんちゃんこ」―なぜ、赤色でなくてはならないか;「桃の虫を食べると美人が産まれる」―昔の人が信じた「桃パワー」 ほか)
2章 ただの“迷信”ではなかった!?「食」の知恵(「冬至にカボチャを食べる」―「黄色い食べ物」に託した願い;「宵越しの茶は飲んではいけない」―では、ペットボトルの現代人は、どうしたらいい? ほか)
3章 効果あり?金運や出世、ご縁をもつかむ方法(「夜中に銭勘定をしてはいけない」―静まり返った場所から聞こえる「チャリン」という響き…;「ぞうきんで顔を拭くとあがらない」―「もはや怖いものはない」境地に? ほか)
4章 この「タブー」は、どこから生まれたのか?(「火遊びをするとおねしょをする」―昔版「ダメ。ゼッタイ。」の脅し文句;「ミミズに小便をかけるとオチンチンが腫れる」―消毒もしない手でそんなところを… ほか)
5章 「年中行事」に込められた、先人たちの「思い」(「お正月にはおせち料理」―漢字で書くと本当の由来が見えてくる;「お正月に門松を立てる」―「正月飾り」だが飾りではない ほか)