出版社内容情報
万葉集、伊勢物語、源氏物語――恋の歌、名文を紹介しながら、カリスマ予備校講師がロマン溢れる「古典の世界」へあなたを誘う本。
万葉集、伊勢物語、枕草子、源氏物語――
“王朝恋物語”のベスト・セレクション!
わかりやすいあらすじで、あの名作を一気読み!
ロマン溢れる「古典の世界」へ、あなたを誘う本。
◇夢かうつつか――在原業平と伊勢斎宮との“禁じられた一夜”
◇中宮定子と一条帝――権力に引き裂かれ、なお揺るがなかった愛
◇「恋の誘い」に軽妙な切り返し――清少納言の“さわやかな知性”
◇嘆きながらの「独り寝」――男と女の“すれ違い”は千年前も同じ
◇二人の天皇に愛された魅惑的な女――額田王の才気あふれる一首
◇「やまとうた」の最高峰! 「古今和歌集」は平安貴族のバイブル
◇芥川、谷崎も作品に取り上げた“平安一の好色者”とは
◇『源氏物語』にも影響を与えた「秘琴」と「美女」をめぐる物語
――この“切ない恋”から、目が離せない!
内容説明
深窓の姫君との命がけの“駆け落ち”『伊勢物語』。女流歌人の“華やかなロマンス”『和泉式部日記』。中宮定子と一条帝の、宮廷を揺るがした愛『栄花物語』。「恋の誘い」を軽妙に切り返した清少納言『枕草子』。嘆きながらの「独り寝」―すれ違う男女の心『蜻蛉日記』。病に倒れた若き帝への“熱い思慕”『讃岐典侍日記』。二人の天皇に愛された“魅惑的な女”とは?『万葉集』。ドラマチックな展開、個性的なキャラクター…カリスマ予備校講師が案内するロマンあふれる「古典」の世界!
目次
1章 姫君と貴公子 王朝に咲いた「運命の恋」のゆくえ―艶やかな恋、ときめく恋、悲しい恋、はかない恋
2章 愛に生き、人生を深く見つめた王朝女性の“セキララ日記”―男と女の「駆け引き」…その“一文”にきらめく感性
3章 「三十一文字」に込められた時空を超える“恋心”―情熱、切なさ、未練、つのる慕情…心にしみいる歌
4章 日本が世界に誇る“千年読み継がれる恋物語”―源氏物語から、かぐや姫、和製シンデレラまで!
5章 この「物語」がなければ、あの「名作」も生まれなかった―まるで「玉手箱」のような豊饒世界
6章 ひと味違う“男目線”の王朝文学―政争・出世争い…いつの時代も変わらないもの
著者等紹介
板野博行[イタノヒロユキ]
岡山朝日高校、京都大学文学部国語学国文学科卒。東進ハイスクール・東進衛星予備校国語講師。受験研究所アルスファクトリー代表。ハードなサラリーマン生活から、予備校講師に転身。カリスマ講師として全国の生徒に向け、講義を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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