内容説明
稀代の英傑、ついに歴史の表舞台へ登場。
目次
1章 義兄弟の契り
2章 「野心家」の眼
3章 董卓、都に君臨す
4章 群雄、それぞれの皮算用
5章 「連環の計」
6章 「徳」か「武」か
7章 虎を駆って狼をのむ
8章 猛虎、最後の咆哮
9章 関羽、義に生きる
著者等紹介
守屋洋[モリヤヒロシ]
1932年、宮城県生まれ。東京都立大学中国文学科修士課程修了。現在、中国文学の第一人者として著述、講演等で活躍中
とみ新蔵[トミシンゾウ]
東京都生まれ。二歳より奈良県天理市で育ち、二十四歳で上京。二十代から劇画を描く一方で、独学で宗教学、民衆学を学ぶ。最近は、月刊「コミック乱」(リイド社)などで活躍中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
15
入門者向けと言えるかどうかは分かりませんが。大まかな歴史の変遷は分り易い。劉備たちの桃園の誓いから始まり、董卓の台頭を経て、前半の山場官渡の戦いが終わり劉備たちが合流するまでを描いてますが。漫画なので入りやすく主要な戦いや出来事などが盛り込まれてました。物語としては其れなりに面白かったですよ。2021/07/02
教養のない大学生①
1
裏切りや、第三者やヒロインによる仲間割れの策略などを通して、曹操が力をつけていくという時代の中で、劉備率いる軍には何故か少し好感を持つ。2025/04/26
yougoryou
0
三国志の知識が全くないので、わかりやすく理解できるような本を探していました。するとマンガで内容もコンパクトにしていて、要点は全ておさえていると前書きにあったので期待していました。が、私の理解力が低いのか初めて読むには難しく わかりやすくは感じませんでした。2014/10/05
alleine05
0
物語としてみた場合、劉備の前半の冴えなさは異常。主人公的立ち位置のはずなのにほとんどいいとこなしだし。この上巻の中では陳宮が良かった。2010/05/21
goldius
0
あたりさわりのない平凡な作品2004/01/20