内容説明
まだ記憶に新しい02年日韓ワールドカップで、ゴールキーパーとして初めてMVPに輝いた世界一の“守護神”オリバー・カーン。数々の伝説につつまれた「英雄」の陰には、人間カーンの、鉄の意志に支えられた凄まじい努力と試行錯誤、不安から希望への必死の脱出、成長への苦闘があった。本書は、そのカーンの初めての自伝であり、一プロアスリートとしてだけでなく、人間が生きるうえで「死守すべき一番大事な事は何か、何に楽しみと生き甲斐を求めるか」を追求した、生き方論でもある。
目次
「自分の夢」を意識した日
ボールと私の特別な関係
「ゴールの中」で考えること
「スピード」への恐怖と畏怖
「目標」をどこに定めるか
「成果」を出す人、出し切れない人
私の「モチベーション」づくり
常に「本物」であり続けるために
「プレッシャー」?勝って当然
「自分は自分」を行く
「意思」の力を私は信じる
「創意工夫」はいくらでもできる
肉体と頭脳のバランス
必要なのは「攻撃性」
常に「戦士」として
「英雄」とはなにか
「孤独感」との闘い
私なりの「お金」哲学
「ビジネス」と「プライベート」
「理想」の仕事
「成長」する喜び
著者等紹介
カーン,オリバー[カーン,オリバー][Kahn,Oliver]
1969年、ドイツ南部のカールスルーエ生まれ。ドイツのプロサッカー強豪チーム「FCバイエルン・ミュンヘン」所属。2002年日韓ワールドカップの大活躍で、MVP、最優秀ゴールキーパー賞を獲得、ドイツチームを準優勝に導いた、世界最高のゴールキーパー。戦いへの姿勢、自己抑制、存在感は、「サムライ・カーン」とも称され、サッカーの英雄という枠を超えて、多くの人々に影響を与えている
斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。ベストセラーとなった『声に出して読みたい日本語』(草思社・毎日出版文化賞特別賞受賞)等で提唱した独自の身体と知性の方法論は、教育界のみならず広く日本人に感銘を与えた
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