FBI心理分析官のプロファイリング 「動機」が怖いほど読める!―その時、その場所、その方法が選ばれた理由

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FBI心理分析官のプロファイリング 「動機」が怖いほど読める!―その時、その場所、その方法が選ばれた理由

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837956037
  • NDC分類 326.34
  • Cコード C0030

内容説明

本書には、二通りの読み方がある。一つは、自分が参加する推理小説としての読み方である。ただし、既存の推理小説と違うところは、犯人は読者を意識して犯罪を起こしているわけではないこと。捜査する側もまた必ず成功することばかりではなく、失敗もあるということ。つまり、それだけリアルなのである。二つ目は、プロファイリングの方法を学ぶ読み方である。将来そういう仕事につきたいと思っている方や現在捜査に携わっている方だけでなく、一般の読者の方も、本書を読めば、相手の立場になって物を考える訓練になることを保証しよう。

目次

1章 なぜ殺したのか?―凶悪犯の真実の声
2章 突然、キレる人々が発していたSOS
3章 それはゲームなのか?―“壊れていく”逃亡者たち
4章 メディア模倣犯の「罪」は誰のせいか?
5章 狙いはどこに…「毒物混入事件」の真相
6章 終わりのない「火遊び」の大罪
7章 狙撃者たちの標的はいったい誰だ!
8章 歪んだ知性を備えた「連続爆弾魔」
9章 実践プロファイリング

著者等紹介

ダグラス,ジョン[ダグラス,ジョン][Douglas,John]
FBIに25年間勤務。犯罪心理分析におけるパイオニア的存在。数々の難事件、凶悪事件に携わり、捜査支援を行なってきた。『羊たちの沈黙』『ハンニバル』でクラリス・スターリングの上司として登場する心理分析官のモデルでもある

西村由貴[ニシムラユキ]
1964年生まれ。93年、筑波大学大学院医学研究科博士課程修了後、国立精神神経センター精神保健研究所等を経て、現在科学警察研究所主任研究官。専門は司法精神医学、犯罪学、精神衛生学、児童思春期精神医学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユッチー

0
「現実は小説より奇なり」とでも言うべきか、常識的には考えられない動機や、悲惨な過去を持つ犯罪者がたくさん居る。そういう犯罪者を炙り出す為に作られたのが「プロファイリング」の訳だが、本物のFBI捜査官という事もあり、話にリアリティがある(意外とあっさり犯人が捕まってしまうところも)。一見難解な事件も、過去の事件と照らし合わせてみたり、犯人の行動を分析してみると必ず答えが導かれる。人間っていうのは案外単純なものなのかもしれない2013/11/07

Wendy

0
本書は「現代のホームズ」とも名高い(?)ジョン・ダグラス氏によるプロファイリング手法の紹介を扱った書籍である。一般向け・またアメリカらしく、とても読みやすく理解しやすい形で犯罪心理の分析が描かれている。特に実際の事件を取り上げて分析を行い、その通りの犯人が捜査軸上に浮かび上がる様はとても興味深い。さらに興味をそそられるのは、こうした捜査官が犯罪者の心理に「共鳴」しながら理由を探し、明らかにしていくという点である。色々と考えさせられる一冊2013/07/20

ばっは

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クリミナル・マインドの1シーズンの元ネタなんだろうなぁという感じ。2010/08/01

庵原

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斜に構えた見方しか出来ないので多少自慢が含まれるようにも見えてしまう。様々なケースにおいてのプロファイルを載せている上ではなかなかに良い本だと思うが、もっとこの作者の著作で素晴らしいものがあるため、この分野に興味がある方はそちらを見たほうが良い。これを読むのはそれからだ。2010/05/25

Nora

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動機は結局、環境がすべてなのかなぁ。2018/07/06

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