出版社内容情報
2025年NHK大河ドラマで話題沸騰!
シリーズ累計70万部超の著者が、江戸の天才プロデューサー・蔦屋重三郎と、
その仲間たちの活躍、吉原の光と影をわかりやすく解説する本。
喜多川歌麿、東洲斎写楽、山東京伝…
綺羅、星の如き才能たちを鮮やかに世に送り出し、
生まれ育った吉原から町人文化を世に知らしめた蔦重。
20歳で貸本業をスタートし、版元へ出世!
バブリー田沼時代の追い風もあって「出版界の寵児」となるも、
幕府による出版統制で財産没収…。
しかし、そこからが真骨頂!
歌麿の美人画で復活し、写楽の斬新な役者絵で世間の話題をさらっていく――
江戸メディア界を駆け抜けた彼の生涯をたっぷり紹介。
当時の時代背景やヒット作品はもちろん、吉原遊郭など江戸風俗のミニ知識も満載。
マンガや人物相関図も入って江戸時代になじみのない読者にも楽しく読み進められる!
内容説明
江戸のコンテンツビジネスを頭抜けた手腕で牽引した蔦屋重三郎の生涯とは―?吉原育ちのネットワークを生かし、世の中をあっと言わせるコンテンツを量産。幕府のお咎めも不屈の気概で巻き返し、江戸を駆け抜けた蔦屋重三郎―その生きざまと魅力に迫る一冊。
目次
1章 蔦屋重三郎、吉原に誕生す!―時はバブリー田沼時代へ
2章 吉原のガイドブック「吉原細見」がヒット―蔦重を育てた吉原の歴史
3章 蔦重が版元へと出世―狂歌師「蔦唐丸」と名乗って人脈づくり
4章 「時代と寝る男」蔦重の大躍進!―天明の大狂歌ブーム
5章 出版業界に大事件発生!―「寛政の改革」でお咎めを受ける
6章 蔦重の巻き返し―喜多川歌麿と東洲斎写楽に賭けた晩年
著者等紹介
板野博行[イタノヒロユキ]
岡山朝日高校、京都大学文学部国語学国文学科卒。ハードなサラリーマン生活から、予備校講師に転身。カリスマ講師として、全国の生徒に向けての講義や参考書を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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