出版社内容情報
赤穂浪士四十七士の運命を決めた「ある病」、
黒船とともに持ち込まれた「恐ろしいもの」、
徳川家臣団「鉄の絆」の原点とは?
――すべての出来事に“ウラ事情”がある!
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【著者より】
〝近くて遠い〟江戸時代。
「二六〇年間、戦(いくさ)は起こらなかった」
「大ピンチの家康一行を助けたのは、伊賀忍者」
「黒船の大迫力に皆、恐れおののいた」……
こんな今までのイメージも、
その背景や人間模様を見てみると、
そこには、もう一つの真実が隠れているのです。
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人の心を揺るがしたのは……
◇「お七火事」――なぜ、公的には何も記録されていないのか
◇ ある日突然、大坂城の堀に「未確認生物」が!!
◇ 恐怖の「死体リサイクル」店・山田浅右衛門
◇ 将軍が愛した「美少年」のタブー
その時、その地で何が起きていたのか?
内容説明
金策、欲望、恐怖、愛憎、惨殺、疫病、天災と人災、祟り、恨みと妬み…その時、その地で何が起きていた?“泰平の世”の知られざる闇。
目次
はじめに―「都合が悪いこと」は常に隠される
1章 江戸幕府を開いた男の知られざる“裏の顔”―誰が踏み台にされて「泰平の世」はつくられたのか?
2章 いつの時代も「恐怖」が世の中を動かす―天災と、疫病と、怨霊と…
3章 欲望がうずまく「歴史の深い闇」―史実には「きれいごと」ばかりが残される
4章 今なお、心をザワつかせる「江戸の謎」―あの人物は消されたのか?それとも…
5章 絶対に触れてはいけない「江戸のタブー」―男と女がいる限り続く“愛憎劇”
6章 幕末乱世に「翻弄された人々」―そこに見え隠れする黒い影
著者等紹介
堀江宏樹[ホリエヒロキ]
1977年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。日本、世界、古代、近代を問わず、歴史の持つ面白さを現代的な視点、軽妙な筆致で取り上げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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