有元家のさもないおかず

有元 葉子【著】

三笠書房（2021/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 144p／高さ 21cm
• 商品コード 9784837928744
• NDC分類 596
• Cコード C0077

出版社内容情報

■あるものでサッと作るおかずこそ、食卓の主役なのです。
一度作れば覚えられる、６２の簡単レシピ！

　「さもない」とは、たいしたことはない、どうってことはないという意味の言葉です。
　我が家のさもないおかずは、
　こむずかしいプロセスはなしで、なじみの食材で、が決まりです。
　私のおかず作りは、あるもので作るが原則。
　何もないようにみえても、冷蔵庫や食品庫に何かしらはあります。

　食材がいろいろあるのではなく、むしろこれしかない、という条件下で
　知恵を絞ることに、料理作りの醍醐味さえ感じます。

　立派なメイン料理はさておき、
　普段のさもないおかずの引き出しがあればあるだけ料理力が身につきます。
　記憶に鮮明に残るのは、そんななんでもないおかずの数々です。　
　（はじめに　より）

内容説明

あるものでサッと作るおかずこそ、食卓の主役なのです。一度作れば覚えられる、６２の簡単レシピ。

目次

野菜のおかず（アスパラの豚肉巻き；菜の花炒め　ほか）
肉のおかず（鶏肉、コーン、枝豆炒め；蒸し鶏　ほか）
魚介のおかず（鮭のねぎみそマヨネーズ焼き；さわらの素揚げベトナム風　ほか）
常備品のおかず（揚げ卵のカレーじょうゆあえ；卵ねぎ炒め　ほか）
ご飯もの（小松菜ご飯；卵黄のしょうゆ漬けと山芋のご飯　ほか）
さもないおかずの献立

著者等紹介

有元葉子［アリモトヨウコ］
素材の持ち味を生かし、余分なものを入れない引き算の料理が人気。自分が本当によいと思える食材と調味料を使い、心と体が納得するシンプルなおいしさを追求。東京・田園調布で料理教室「ＣＯＯＫＩＮＧ　ＣＬＡＳＳ」を主宰し、自由な発想でレッスンを行う。料理教室と同じ建物にある「ＳＨＯＰ２８１」では、毎日の料理作りに欠かせない、まっとうでおいしい調味料や油が揃う。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

楽しみにしていた新刊です。わあ、本当にシンプルだ～。ずっと同じ料理研究家さんの本に親しんでいると、何度も同じレシピを目にしたりするんですが、この人のレシピってどんどん素になっていく感じ。定番というよりは「今はこれが美味しいからこれで食べようか」な毎日の生き方が、即興のようで型があるような…ミニマリズムの芸術家がさらに極めていくようなそぎ落としを食で実践されているというか。この人のそういうところにずっと惹かれているんだと思います。

2021/12/27

[たんぽぽ]

有元さんの本は昔から何冊も読んで参考にしてきました。私も良く作っている料理が何品か紹介されていてとても嬉しかった。 あじねぎとか酢白菜とか… さもなくて美味しいおかずをささっと作る暮らしをしたい。

2023/06/27

[あんでぃあも]

材料も手数も少ない。でも工程を丁寧に描いてくれてて味が想像しやすくこれ作ってみようという気になるメニューが沢山。さもないとあるだけに日常向き。小松菜のご飯と牛肉ごぼうはやってみた。美味しかったです。次は中華のえび麺買ってきてなもないあえ麺やる！

2024/05/19

[チョビ]

多分ウチらは背伸びすることを要求されてきたように思う。特に料理はその部分は顕著で「趣味なのか必要なのか」わからなくなっていたところがある。…筆者はやっとその域に来たようだ。そしてチョビは思う、歳をとったり学歴自慢したって、賢くないやつは賢くないと。

2022/06/28

[ぺんぐぃん]

美しいフルカラー写真。シンプルな材料、作り方もいたってシンプル。素材の良さを生かして、ぱっと作れる。ワンプレートやお弁当箱に詰められた、さもないおかずが誇らしげに盛り付けられているのも、素晴らしい。「レタス海苔サラダ」「キャベツと油揚げ炒め」「キノコのアヒージョ」は早速作ってみよう！

2022/04/19