出版社内容情報
「常識」=「思い込み」の壁を超えよう!
世界基準のリスク対策の教科書。
免疫力を高めることは大事ですが、それだけでは防げない感染症もあるのが現実です。
そこで、参考になるのが、公衆衛生のプロがしている行動常識、ワクチン接種、除菌、掃除、調理法などなど。
正しい知識を持って実行力のある対処法で備えれば、かなりの確率で感染は防げるのです。
・食中毒を防ぐための、NASAも実戦している基準HACCP(ハサップ)の内容とは?
・手洗いよりもアトマイザーを携帯しなさい
・「うがい」「窓開け換気」は感染を広げる
・「PCR検査拡大」はかえって高リスク
・大人も打つべきワクチン一覧
・今こそ、男性も子宮頚がんワクチンを
・ウイルス・細菌・真菌・寄生虫・プリオン……それぞれが引き起こす感染症データ80以上を紹介
内容説明
根拠のない予防法にだまされてはいけない!細菌、ウイルス、原虫、蠕虫、プリオン、真菌…病原体の特性に応じた正しい「知識」で自分を、大切な人を、守ろう。
目次
第1章 知れば正しく備えられる!人類と感染症2000年の闘いを30分でおさらい(症状がなくても感染していることはある!?―感染症っていったい何?;人類の歴史は、感染症との闘いでもある;これからも未知の病原体は登場する―人類はウイルスと共存できるのか? ほか)
第2章 空気、飛沫、飲食物、生活水、ペットetc.…感染から身を守る日常生活のコツ(感染症対策の基本;食べて免疫力を高める―栄養の偏りが感染症を呼び起こす;運動で免疫力を高める―やりすぎは逆効果 ほか)
第3章 感染症予防の徹底ガイド(主に気道から飛沫感染、空気感染する病気;飲食物、生活水を通して感染する病気;食中毒を引き起こす感染症 ほか)
著者等紹介
左門新[サモンアラタ]
医学博士・公衆衛生学修士・疫学修士。小児科専門医。認定産業医。元世界保健機関(WHO)専門委員。国立大学医学部卒業後、国内の奨学金を得てハーバード大学院へ留学、全世界の感染症とその予防対策を含む公衆衛生学および疫学を専攻。その後英国奨学金にて英バーミンガム大学医学部へ研究留学、予防接種を含む予防医学の研究を行なう。帰国後、都立産院にて小児医療、神奈川県保健所にて結核などの感染症業務、国立小児医療研究センターにて予防医学に従事。この間、厚生省(当時)にて医療行政にも携わり、また、医療事情調査のため北米、中米、ヨーロッパの医療施設を訪問。自治医科大学講師、産業医科大学教授として小児科、公衆衛生、産業医学領域の教鞭も執る。数多くの国際共同研究にも参画、世界各国の第一線の医学研究者や教育者との関係も深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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のせなーだ
くろだ(仮)