出版社内容情報
『インドまで行ってきた!』の続編が単行本に。青年バックパッカーの目を通して、アジアの地にプリミティブな人間性を再発見する感動作。取材レポートコラム・まんが、「旅行人」編集長・蔵前仁一氏による解説を併録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mari
16
標高8000メートル級の山々を峰有するネパール、その雄大な景色と極彩色の神々を一度この目で見てみたいと思うけれど、多分行くことはなだろう、なんて思いながら興味深く楽しく読みました。2015/03/31
ヨータン
15
ネパールの大ファンになりました。絶対にヒマラヤトレッキングに行きたい。ネパールの大自然に触れてみたい。地元の人たちとチャイを飲みながらいろいろ話してみたい。インフラ面ではまだまだ大変そうだけどそれが気にならないくらいの魅力をネパールに感じました。2015/12/23
akihiko810/アカウント移行中
10
古本漫画。「アジアのディープな歩き方」のネパール編。印象度B 旅行エッセイ漫画だと思ったら、バックパッカーを主人公に据えたフィクションだった。20年前の本なので現在のネパールとは違うのかもしれないが、産業のないアジア最貧国の現状がよくつかめる。現在はホテル業(観光業)も値崩れし安い宿泊費がさらに安くなってるが、きつい山の仕事以外に他の仕事はないので、ホテルの仕事をやる人が多いのだという。ネパールには一生行くことがないと思うが、こういう世界もあるんだなぁと思った2020/06/09
アイアイ
8
アジアのディープな歩き方のネパール編。主人公スギタ(25)失恋し仕事も無くしたアサコさん(30)。浪人大学生でなぜか物乞い日本人のアンドウ(23)と旅をする。ヒマラヤの大自然、貧困の人々の生活とそれでも大切な客人として扱われる(ぼったくられお金めあて)後書きの著者の旅の感想(どこもかしこも家畜の解体)の方がインパクトがあった。▽図書館2015/02/01
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
6
堀田夫妻のプライベート物以外を読んでみたいと手に取りました。よくあるアジア旅行記かと思いきや冒頭の「癒されなかった」に引っかかり。夫妻をそのまま主人公としたのではなく演者が設定されているのは癒されなかったからなのかしら。なぜ癒されなかったのか。一歩間違えれば「貧しい人から搾取する感動ポルノ」になってしまう、そうならないように戒める理性があったからのように思いました。絵は安定の巧みさ。画力=説得力ですね。2020/10/24